RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

うおはな@大塚:魚介料理

いやいや、こんなすんごい店が在るんだ。
流石、旧三業地って、場所自体は【南口】
【三菱UFJ】裏手の商店街の一角、【天祖神社】の参道そばなんだけどね。

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店内は入り口付近にテーブールが数卓、
奥には小上がり。

18時ちょい過ぎの店頭着で、最早店内はきゅうきゅう。
何とか入り口付近に卓を空けてもらい、三人が漸く入り込む。

その後も予約やフリの客で満員が維持され、
次々の来客は諦めて帰る人も多し。

それを女将さん独りでサーブしているので、
(特に)お酒の通し忘れは多々あるんだが、
そんなことはどこかにすっ飛んでしまう程のC/Pの高さ。

ここではビールをまめに頼むよりも、
焼酎や日本酒をで~んとボトルでお願いする方が、
ストレスが溜らずに良さそう。


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《焼き鯖》

身が厚くておっきい。
西京味噌の様な下味も付き、
元々の魚の旨味と相俟って、最高の旨さ。
うわ~、初手から期待できそうなんですけど。


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《辛子明太子》

大根颪がたっぷり添えられている。
明太子は色ほどは辛くない。


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《板わさ》

これも蒲鉾がたっぷり。
山葵の茎の漬物は、油断して口に入れたら
鼻をぶんなぐられるような辛味がぎゅんと突き上げる。
かっら~。しかし、カプサイシンの辛さとは違い
すっきりしているんだな。


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《鮪串カツ》

いや~これもおっきいんですけど
と、嬉しい悲鳴。鮪・鮪・玉葱の順に串に刺され、
熱々で口の中がほふほふする。
しかも鮪の味がしっかりしていて、こりゃ~美味いわ。


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《厚揚げ》

表面はさくりとし、中はとろんとし。
豆腐もキチンとしたものを使っている印象。
そして例によって、量がたっぷりだし。


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《刺身盛り合わせ》

五種ほどが盛合さっている。
中央には太刀魚。刺身で食べるのはお初かも。
ややぬんめりとした舌触り。

左上は鱸科の魚と思ったが、クエの由。
これも刺身は初めてかもなぁ。

そしてどれもこれもきっつけが大振りで
見ているだけで嬉しくなる。


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《鰤しゃぶ》

壁に貼られた写真入りメニューの中に
標題の一品を発見する。事前予約のみとの「注」があるが
確認すると大丈夫とのことで、早速オーダー。

大きな切り身が一人五枚あて。

野菜類を先に投入、煮立った頃に
鰤をさっと付け、野菜を包むようにしてポン酢に付け頂く。
ん~ま~い。
適度に脂が落ち、旨味は活性化、いや~後で野菜を纏めて食べるより
この方が幾分美味しいかと。

これだけでは足りずに鰤をお代わりすると、
更に一人三切れあてが補充され、も~幸せなんですけど。


で、我々の狼藉は更に続く。これで鯛が食べたい
鯛を切って下さいとお願いすれば、
やはり一人あて三切れ程を切り出してくれる。

順番は逆になったけど、それでも美味いコトに変わりはない。

魚類を十分に堪能した後は、

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《饂飩》

生じゃあないですよ、と
正直に告げられはしたが、雑炊を食べる余力が
無かったのよね。


で、これだけ呑んで食べてのお会計は、
驚愕の1.7万円。

この量と内容で一人当たり六千円を切る請求って、
嘗て体験したことがありません。もう激賞。

評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

得難い一軒だと思います。繁盛の理由
良く判ります。