RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つる@大丸 サウスゲート(大阪) 2014年9月

移動中の僅かな時間に昼食を済ませねばと
駅上で適当な店を物色する。

12時少し前の時間帯なので、
考えることは皆一緒。
どこもそこそこの混雑だ。

標題店は「うどんダイニング」が店名に冠され、
並びも出来ておらず、表から覗いた時に空き席も見えたので
躊躇せず飛び込んだ。

それでも次々の来客で、店内はほぼ満員の状態が維持される。
待たずに入れたのは、どうやら運が良かったようだ。


メニューをさっと見てオーダーしたのは
鶏ときのこのつけ麺
値段は1,080円。

饂飩屋さんに来てまで、
《つけ麺》の文字に惹かれてしまう自分って、
いったいど~なんだ。


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先ずは麺。やや透明感の低い水に浸っている。
顔を近づけると、もわっと熱気が立ち昇る。
げっつ、湯溜めだ。この季節だからてっきり
冷たい水に漬されていると思ったのに・・・・。
これは食べるのに時間、掛かるかも。

店名をなぞった鶴の形に細工された人参、
菜の花、牛蒡が添えられている。


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ややの厚みがあるが、平たい麺は、かなり軟らかめの茹で加減。
表面は滑らかなのでちゅるちゅると啜れるが、
噛み応えは多少のもっちりさを僅かに感じる程度。


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つけ汁はかなり濃い醤油色。大阪でこれってアリなんだ・・・・。
檸檬の輪切りが添えられ、爽やかな酸味が加味されている。

それにしても、出汁も強いし、醤油も強い。
最後まで使いきることはなかった。


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汁の中にはたっぷりの具。
大きく切られた鶏肉、そして濃く煮しめられた茸。

茸は種類も豊富だし、保存用に濃い味付け。
加えて歯応えもきゅきゅっと、いいなぁ、酒のつまみに欲しいかも。


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薬味は、葱・胡麻・生姜。


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それにリッチなコトに温泉玉子もついている。
黄身がたらりと流れ出す、上々の加減。

店の人からは「汁に入れてお召し上がり下さい」と言われたのだが、
この辛い汁を最後まで使いきることは到底ムリそう。

なので、玉子の上に汁を垂らしてよくかき混ぜ、
そこに饂飩を投入、温玉状態にして頂く。
これはこれで、なかなか乙な食べ方だと、独りごちる。


評価は饂飩屋の基準で。
☆☆☆★。

冷たい盛りの方が良かったかなぁ。