標題店も十年振り。
とは言え、前を通れば、
何時も賑わっているのは確か。
店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
12時丁度の入店で先客は十。その後
食べ終わって出るまでの来客も同程度と
今日も繁盛。
券売機は入口右手。
食したのは、
東京豚骨つけ麺。
値段は950円。
大盛は同料金なので
タッチパネル上で迷わず指定。
カウンター越しに食券を渡すと麺種の確認が。
ここではストレート麺をお願いする。
そこから5分ほどの待ちで供された一杯。
思いの外、麺量が多いかも。
麺の上には、味玉、メンマ、刻み海苔+胡麻。
デフォで付く味玉半分は
茹で加減も出汁の沁み具合も良好。
メンマは極太の拍子木状も
繊維ははらりと解れる。
赤色の辛味も付き、
つけ汁に沈めれば味変アイテムとしても機能。
刻み海苔も量が多い。
麺はやや細、ストレート。
表面はつるつるで、啜り心地も良し。
するりと口に入れれば、
ぷっつりとした噛み応えで、こころもち軟らかめ。
量は300gを越えているかと。
つけ汁の表面にはたっぷりの背脂と焦がし葱。
が、以前は好ましかった後者も
最近は歳のせいか喉に貼り付くように。
噎せる一因になってしまう(笑)。
でもこれのお陰で芳ばしい。
ベースは豚骨醤油で
鹹さは押さえ目。
それ以外の素材のチカラで
上手く丸みのある味に納めている。
中には短冊大のチャーシューが三枚。
薄めのバラ肉で、切り置きの臭いがする。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
チェーン店は何処でもこうあって欲しいと思える
値段と水準。