RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン マキタ@川崎 2014年1月19日(日)

『イレブンフーズ』で修業した人の出店と聞いている。
赤い看板には、確かにその片鱗がある。


イメージ 1


店内はL字型六席のカウンターのみと、激狭。
12:15の入店で先客は三、
その後食べ終わって出るまでの来客は六。

オーダーは直接、会計は帰りにカウンター越しで、
昔の本家の様に、お金を容器へ入れるセルフサービスではない。

味も、醤油・味噌・豚骨と三種用意され、
麺量により、普通700円・大盛800円・ダブル900円の表示で、
メニューの脇には「1月から値上がりました」との貼り紙が添えてある
(ちょっと日本語が変だが・・・・)。


食したのは、
豚骨 大盛+タマゴ。
値段は800+50で850円。


イメージ 2


ほほう、こんなビジュアルなのか。


イメージ 3


お約束の木耳・若布がトッピングされている。
しかし、量が少ない気がする。

これもお約束、ざく切りの玉葱も投入されているが、
やはり量が少ないし、切片も小さい。


イメージ 4


チャーシューもかなり小さく、厚みはあるものの
子供の掌大程度。

脂が多く、持ち上げると、はらはらと崩れることだけは共通。
軟らかくまったりとした味わい。


メンマは薄い味と色。
しかし、既製品の様な、やや繊維が気になる口当たり。


イメージ 5


麺は中ストレート。
表面は滑らかで、かなりくたっとした茹で上がり。
特に硬さの指定はしていない。

芯にはぽくぽくしたコシが残り、
これはこれで悪くない。

ただ量は、大盛と言えども200gまでは
ないんじゃあないか。

『大橋製麺』の麺箱が軒下に積まれている。


スープはやや白濁。
一口すするとかなりの塩分。

加えて、大蒜の強烈な味。
生姜はほんの少し底に潜む程度。

うむう、これは醤油が正解だったろうか。
豚骨とは言っても、素材由来の旨味はそれほど感じない。


イメージ 6


トッピングの玉子は、これで50円は上出来。
殆ど味は付いていないが茹で加減は絶妙。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


【天王洲】の『アルプス』、
【大森】の『イレブンフーズ』は何れも閉店。
【糀谷】の『源流』からは『イレブン』の文字が取れたりくっついたり。

どうしても偉大な本家と引き比べてしまい、独自色を出し過ぎても
出さな過ぎてもダメって、辛いなぁ。