公開二週目に突入。
席数89の【シアター9】の入りは
10人と(数えてました)かなり寂しい。
10人と(数えてました)かなり寂しい。
何しろ、最初は自分独りだったもんな、
客席に座っているの。
このまま開映したら困ると、
ドキドキしちゃった。
客席に座っているの。
このまま開映したら困ると、
ドキドキしちゃった。

自分等の世代には
「ケンメリ」=70年代
『RC』=80年代初頭
の象徴。
「ケンメリ」=70年代
『RC』=80年代初頭
の象徴。
実際、大学時代の同級生に「2000GT」を
乗り回していたヤツが居たけど、それほど時代を代表する
(どちらも)イコンであった。
乗り回していたヤツが居たけど、それほど時代を代表する
(どちらも)イコンであった。
翻って本作、内容はと言うと、
タイトルは単純に借りて来ただけで
往時を思わせる仕掛けは殆どなく、
単なる語呂合わせに堕している。
タイトルは単純に借りて来ただけで
往時を思わせる仕掛けは殆どなく、
単なる語呂合わせに堕している。
翌日の式に間に合う様、移動の手段を模索する『健』だが
思うに任せず、そうこうしている内に、
中国人のトラック運転手『メリー(フー・ビン)』が現れ、
彼と一緒に娘の元を目指すことになる。
思うに任せず、そうこうしている内に、
中国人のトラック運転手『メリー(フー・ビン)』が現れ、
彼と一緒に娘の元を目指すことになる。
中途の障害はお約束通り。ただ、
起きる経緯も、その解決も
取って付けた様に唐突で頗るご都合主義、
まるっきり良くない。
起きる経緯も、その解決も
取って付けた様に唐突で頗るご都合主義、
まるっきり良くない。
要は人物の造形が浅く、
造り込みも薄っぺらなので、
各々のエピソードがまるっきり生きて来ない。
造り込みも薄っぺらなので、
各々のエピソードがまるっきり生きて来ない。
評価は☆五点満点で☆☆☆。
ワンアイディアは買うが、尺と予算の関係だろうか
全ての経緯が口頭での説明に終わってしまっている。
全ての経緯が口頭での説明に終わってしまっている。
中途の肉付けがもっと良く出来ていれば
小品ながらも快作になったであろうに。
小品ながらも快作になったであろうに。
頗る不幸な一作としか言いようがない。