RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つけ麺屋 銀四郎@グランデュオ蒲田 2013年11月17日(日)

【東館6階】にある一軒。

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店頭着は開店(11:00)の僅か前も、
先に二人の並び。

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メニューの書かれている看板を見て時間を潰す。


店内は、壁に向いた十五席の一直線のカウンターに
四人掛けのテーブルが二卓。

しかし、店の奥にも更に席が用意されている様で、
何人かは、そちらの方に案内されている。

来客は、最初ぽつりぽつりだったのだが、
次第に二人連れが増し、自分が出るまでには十二人を数える。

すげ~入りだ。繁盛店とは聞いていたが、これ程とは・・・・。
しかも場所柄か、中年以上の女性比率が高いし。


これを、厨房一人、お運び一人で廻していたから、
それは時間も掛かるわなぁ。

「10分お待ち頂きます」の案内がある《つけ麺》が到着するのに
実質15分掛かったもの。


各席にもメニューは用意され、
それを見ながら直接オーダー。

会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。
駅ビルの常として、「SUICA」が使えるのは有り難い。


食したのは、特製つけ麺 中盛。
値段は1,050円。
麺量は330gで大盛(440g)と同料金。
並と特はこれを基準に、盛りが±100g、
値段が±100円共に上下する。

本体の《つけ麺》は850円なので、
特製分は+200円。
それ以外にも《辛味》や
『二郎』インスパイアと思われる《銀二郎》なるメニューもある。

勿論、汁モノも完備。

「あつもり」「割りスープ」もしっかり対応。
更には「つけダレの追加、温め直し承ります」の貼り紙を見た時には
卒倒しそうになった。
なんて、至れり尽くせり、なんだ。


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麺は中太、ストレート。僅かに捻じれ。
美しい麦色が、こんもりと盛り上がっている。
これは、確実に茹で前330gはあるなと、
独り勝手にうんうん頷く。

表面は艶々でつるつる。
一瞬、もっちりした噛み応えも、芯にはしっかりコシ。

喉越しは良好。
食道を滑り落ちる瞬間に、麦の香りが
鼻腔に駆け上がって来る。

全体的に良品だ。


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つけ汁は豚骨魚介
粘度高し。
麺への絡みも上々。

お約束の味ながら、辛味も強い。

小さな海苔の筏の上には、たっぷりの魚粉。
しかし、載せモノが小さすぎて、直ぐに混ざってしまうのが難点か。

両方の素材のバランスも良く、最後まで飽きずに食べられる。


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具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、鳴門。

チャーシューは乱角が多数。
しっかりした味付け。軟らかく煮込まれている。
しかし、「特製」分は別に用意されているわけではなく、
単純に量が多いコトに転化されている様だ。

メンマはやや濃い目の色と味。
さくりとした噛み応えも良好。
これもたっぷりの量で、やはり「特製」分は量マシ、かな。

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玉子は黄身の芯だけが蕩け
表面には濃い色。
味も芯の方まで、魚介系の味がしっかりと沁み込んでいる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

「特製」の+200円が玉子以外は量マシだけ、と言うのは
少々C/Pが悪く感じた。

通常品で十分だったか。または+100円で
野菜マシにするべきだったか。


カウンターは奥行が有って、随分と食べ易かった。