本日が封切り三日目。
席数150の【SCREEN4】は七割の入り。
客層は、やや高齢に振れているが
男女は半々といったところ。
男女は半々といったところ。

三十年前は共に甲子園を目指した元高校球児の
『あさ=浅本(國村隼)』『ひる=日留川(板尾創路)』『ばん=板東(山寺宏一)』の元に
当時野球部のマネージャーであり、彼等のマドンナでもあった『阪元幸子(斉藤慶子)』
の娘『有三子(桐谷美玲)』から手紙が届く。
『あさ=浅本(國村隼)』『ひる=日留川(板尾創路)』『ばん=板東(山寺宏一)』の元に
当時野球部のマネージャーであり、彼等のマドンナでもあった『阪元幸子(斉藤慶子)』
の娘『有三子(桐谷美玲)』から手紙が届く。
そこには、
母親が重い病で余命幾許も無いため
三人に是非逢いに来て欲しい旨が記されていた。
母親が重い病で余命幾許も無いため
三人に是非逢いに来て欲しい旨が記されていた。
暫く振りに集い、彼女の病床を見舞った三人だが、
物語はそこから、予期せぬ方向へ転がって行く。
物語はそこから、予期せぬ方向へ転がって行く。
なので、本作の様な人情味に溢れたオハナシは
自家薬篭中と言うわけだ。
自家薬篭中と言うわけだ。
それが為だろう、多少のぎこちなさや、あまり意味の無いシーン、
不必要な装飾はあるものの、本編自体はするすると進む。
不必要な装飾はあるものの、本編自体はするすると進む。
それでいて、きちんと泣かせどころも用意されており、
どうしてどうして、かなり良く出来ている。
どうしてどうして、かなり良く出来ている。
取り上げられている題材は
思春期の挫折や淡い想い、父と娘の諍いや和解と
古くからあるもので、目新しさは無い。
思春期の挫折や淡い想い、父と娘の諍いや和解と
古くからあるもので、目新しさは無い。
もっと適当な役者さんは、いなかったのだろうか。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
なんと言っても、常とは違い、比較的「静」の動きの中で、
顔だけの演技が頗る秀逸なのだ。
顔だけの演技が頗る秀逸なのだ。
このヒト、上手いなぁ、と
思わず唸ってしまった。
思わず唸ってしまった。