席数317の【シアター6】は
所々に空き席が散見される八割方の入り。
公開初日にしては、ちょっと寂しいかもしれない。
所々に空き席が散見される八割方の入り。
公開初日にしては、ちょっと寂しいかもしれない。

原作は2011年の「このミス」1位を取った
衝撃的なモチーフの小説。
衝撃的なモチーフの小説。
高校の英語教師『蓮実聖司(伊藤英明)』は
同僚の教師達からも信頼され、
生徒からは『ハスミン』と呼ばれ慕われる
理想的な人物ながら、
一方、シリアルキラーの裏の顔を持つサイコパス。
彼の周辺には、常に死の影が付いて回る。
同僚の教師達からも信頼され、
生徒からは『ハスミン』と呼ばれ慕われる
理想的な人物ながら、
一方、シリアルキラーの裏の顔を持つサイコパス。
彼の周辺には、常に死の影が付いて回る。
映画は、『蓮実』の日常生活と
その周りで連続して起こる
不可解な「死」について、が淡々と
描写される。
その周りで連続して起こる
不可解な「死」について、が淡々と
描写される。
それは、彼の態度同様、
感情がとことん排除された
冷徹な眼差しである。
感情がとことん排除された
冷徹な眼差しである。
物語は、やがて校内での大量殺戮へと
突進していくのだが、
そうなっても、基本的なスタンスは変わらない。
突進していくのだが、
そうなっても、基本的なスタンスは変わらない。
ただ、先に挙げた映画よりも好ましさを感じるのは、
妙に高尚ぶらずに、殺戮を正面から撮りきったことだろう。
妙に高尚ぶらずに、殺戮を正面から撮りきったことだろう。