公開二週目。
席数154の【CINE 9】は九割程度の入り。
彼が日頃のダンディさをかなぐり捨て、
ウダツの上がらない、
朝起きる時にはたっぷり寝汗をかき、
家ではパンツ一丁、
更には腹を出してぐ~たらしている
典型的なダメ中年のオヤジを嬉々として演じている。
ウダツの上がらない、
朝起きる時にはたっぷり寝汗をかき、
家ではパンツ一丁、
更には腹を出してぐ~たらしている
典型的なダメ中年のオヤジを嬉々として演じている。
物語りは突如として会社を辞め
(家の中で)自分探しをしていた『大黒シズオ』が
唐突に漫画家になることを宣言、
高校生の娘『鈴子(橋本愛)』、父親の『志郎(石橋蓮司)』を相手に
すったもんだを繰り広げる。
(家の中で)自分探しをしていた『大黒シズオ』が
唐突に漫画家になることを宣言、
高校生の娘『鈴子(橋本愛)』、父親の『志郎(石橋蓮司)』を相手に
すったもんだを繰り広げる。
中途、バツイチの幼馴染『宮田修(生瀬勝久)』、
バイト先で知り合った『市野沢秀一(山田孝之)』もストーリーに加わり、
オハナシは、繰り返しのギャグや妄想のシーンを取り込みながら
展開されるのだが、
最後には、家族の再生と、夢の実現に向かっての方向性が
鮮やかに語られる。
バイト先で知り合った『市野沢秀一(山田孝之)』もストーリーに加わり、
オハナシは、繰り返しのギャグや妄想のシーンを取り込みながら
展開されるのだが、
最後には、家族の再生と、夢の実現に向かっての方向性が
鮮やかに語られる。
評価は☆五点満点で☆☆☆★。
度重なる不毛な「本気出す宣言」や
人格破綻者的に自分のコトしか考えず
家族を顧みない主人公にはあまり共感はできない。
人格破綻者的に自分のコトしか考えず
家族を顧みない主人公にはあまり共感はできない。
で、この展開で、どうケリを付けるんだろうと
甚だ不安になってしまったが、
観終われば、周囲には、涙ぐむ人が居たほどの人情劇。
甚だ不安になってしまったが、
観終われば、周囲には、涙ぐむ人が居たほどの人情劇。