先週末の封切り。
席数224の【CHANTER-1】は
満員の盛況。
席数224の【CHANTER-1】は
満員の盛況。
年齢はやや高齢に振れてはいるものの、
見た目は映画好きそうな面構え多し。
男女の比率は4:6と言ったところか。
見た目は映画好きそうな面構え多し。
男女の比率は4:6と言ったところか。
で、最新作、またまた見事にやってくれた。
評論家達は「詩的な素晴らしい映像」などと持ち上げるだろうが、
なに、美しい映像を見たいのであれば、環境ビデオでコト足りる。
我々は、映画を、オハナシを観たいのであって、
その点では本作、完全に外している。
なに、美しい映像を見たいのであれば、環境ビデオでコト足りる。
我々は、映画を、オハナシを観たいのであって、
その点では本作、完全に外している。
一組の男女の出会いと別れが描かれる。
しかし、ここでは科白も殆んど省かれ、
場面が転換すると新しい展開が起き、
我々はその間の事情を想像力で補うしかなくなる。
しかし、ここでは科白も殆んど省かれ、
場面が転換すると新しい展開が起き、
我々はその間の事情を想像力で補うしかなくなる。
主人公達(男を演じる『ベン・アフレック』、女を演じる『オルガ・キュリレンコ』)は、何れも
時としてエキセントリックな造形。
背景の説明や感情の吐露が全くないので、
その行動も直截的・直情的にしか見えない。
時としてエキセントリックな造形。
背景の説明や感情の吐露が全くないので、
その行動も直截的・直情的にしか見えない。
大胆な省略と言ったレベルから
大きく逸脱している、
正直トンデモ作品である。
大きく逸脱している、
正直トンデモ作品である。
評価は☆五点満点で☆☆。
美しい映像は寓意に、少ない科白は韜晦に満ちている。
二時間強の上映中。
場内の其処彼処からは、寝息がたっぷりと聞こえた。
場内の其処彼処からは、寝息がたっぷりと聞こえた。
更には、中途で席を立つ人も多く、
エンドクレジットが表示された途端に離席する客の数も
通常時の比ではない。
エンドクレジットが表示された途端に離席する客の数も
通常時の比ではない。
観客はやはり正直だ。