ビストロ焼肉 あぶり家＠大塚：焼肉

『東京苑』の姉妹店。
先に『大塚本店』を予約無しで訪問したのだが、
流石の満員。
で、店員さんに電話で確認してもらい、
空きがあると言う標題店に向かう。

場所は【北口】左手の飲食店が立ち並ぶ商店街の外れ。
途中『ぼたん』も在り、一度来てみたいのだが、
中々機会が無いなぁ。

一階は四人程度が座れるボックス席が三つ程度。
二階には個室等もある模様。

《お通し》
変哲も無いモヤシだが、
薄めの味付けといい茹で加減といい
中々良い感じ。
《ナムル》とは違った味わい。

《ナムル盛り》
計七種類が少量づつ盛合されている。
味も微妙に異なり
茄子やシメジと言った素材は、あまり他店ではお目に掛らない。

《特選タン1,680円》
値段相応と言えばそれまでだが
随分と厚く切り出されている。
しかし、隠し包丁も入り、
食感はそこそこ良い。
脂は控え目だが、熟成感もあり、
かなり良い部類の一品。
ここ暫くで食べた中では、ベストじゃあないか。

《ハラミ1,450円》
これもかなり良い。
焼いてもパサ付かず、肉と内臓の中間の旨味が詰まっている。
歯応えもそこそこ有るし。

《カルビ980円》
変に脂脂していない。
適度なノリに旨味が溢れている。

《絶品牛トロ握り(２貫)900円》
最初は生で供され、客の前でガスバーナーで炙るパフォーマンス。
燃え上がる炎。
脂肪分は適度に落ち、表面はさっぱり
仄かに暖かい。
中は適度にまだ冷えており、
添えられた生山葵共々、すっきりとした食感。

《ホルモン》
これはかなり良い。
丁寧な処理。
軟らかく、脂がじゅわっと沁み出す。

《厚切上カルビ1,500円》
八面に火を通し、中は漸く暖まる程度。
肉喰ってますうと実感できる。

《名物元祖10秒ロース1,200円》
味違いで二種。
何れも片面十秒をきっちりと数えて引き上げる。
おお、いいね、いいね。
より生に近い味わいと食感。
特に前者は獣の肉喰っている
僅かな生臭さが癖になるかも。

ビールを一人当たり５～６杯呑んでの御代は
〆て１．８万円と激安（当日は三人で訪問）。

評価は、
焼肉屋基準の☆五点満点で

☆☆☆☆。

肉も良質、食べ方の提案もユニーク。
これなら、麺・飯類を食べても、
軽～く八千円（一人当たり）を切るな。