RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん Pal@大森 2013年3月23日(土)

何時か行こうと思っていた『浜田家』
再開発の為に閉店。
縁の無い店って、ホントに有るんだなぁと思っていたら、
【大森】に新しい『二郎』インスパイア系ができたとの情報。
しかも、自分も食べられるメニューを提供しているとゆ~。

場所は【東口】に出たら線路沿いを【蒲田】方面に南下。
【入新井自転車駐輪場】に突き当たって左折。
程無く右手にこんな幟が見えて来る。

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更に脇に置いてある看板を見て大きく頷く。

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顧みれば、看板が見え、
店は倉庫の脇の階段を上がった
二階の模様。

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店頭着は11:25。
並びは見当たらない。
階段を登り、店内を覗き込むと、
男性が独り、厨房内で作業している。

こちらを振り向いた時に、
「何時からですか?」と声を掛ければ、
「11時半からです」と。

続けて、「どこに並べば良いですか?」と聞くと、
「どうぞお入り下さい。直ぐお作りしますから」

嬉しいなぁ、この反応。
こ~ゆ~ホスピタリティに欠けている店が
世間にはどれだけ多いことか。

ちょっとした気遣いの積み重ねが、
お客を増やして行くんだよね。


店内は六席のカウンター。
四人掛けのテーブルが二卓繋げて
置いてある。

入り口付近にはテレビゲーム(懐かしい)のテーブルがあり、
お水とコップ。

その後の来客は、食べ終わって退店する迄に三。


量が多目とのハナシも耳にしていたので、
《汁なし》だけをオーダー。
値段は600円。
ちなみに、麺増し(200g)は+100円。

会計は食後に入り口近くのレジで。

やがて「汁なしの方。
ニンニク入れますか?」との声が掛ったので、
「ヤサイ、アブラで」とお願いする。


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銀色の盆に乗って供されたそれは、
野菜がそそり立ち、頂点には白雪の様に
脂が降りかかっている。

素晴しいビジュアル。

野菜を平らに均し、外に溢さない様、
慎重にかき混ぜる。

勿論、添えられるいる、玉子の黄身も

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万遍なく行き渡る様に、抜かり無く。

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出来上がりました。
では頂きましょうか。

麺は中、厚みのある、やや平。
適度な捻じれ。
200gの表示は、茹で前だろうが、
意外と量はある。

美しい小麦色。
良い香り。
表面は緩めに見えるが、中は
ごんわりとした歯応え。
いいんじゃあないか。

野菜はモヤシ主体だが、
キャベツが(芯の部分が多いながら)そこそこ入っているのも
有り難い。

たっぷりの野菜は、(汁なしと言っても)底に溜っている
応分な汁に漬され、次第にしんなりと、食べ易くなって来る。

味も、鹹さの塩梅が丁度良い。
きつ過ぎず、緩すぎず。
マニアに人は、もっと尖っている味を好むかもしれないが、
中年のおぢさん的には、程好い味付け。

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チャーシューは二枚。
子供の掌大。
厚みあり。
濃い目に味も染みている。
これも、汁に漬かると、やんわりとして来る。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

お腹も膨れたし、何より気分が暖かくなった。

値段を勘案した時のコスパが素晴らしい。