本年3月23日のオープン。
【西口】に出て左手に、
【池上通り】を50mほど下った左手。
店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。
11:05の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は店内食が五、
テイクアウトが二。
時節柄、後者を選ぶ人がそこそこいるのと
入店時に「奥から詰めてお座り下さい」と案内されるのが
かなりの違和感。
マニュアル通りのオペレーションだろうが、
このタイミングでは適切か?
殆どの人が席を空けて座りたそうだったし、
一瞬まごついていたりも。
テイクアウト客のうち一人は、
その案内を聞いてから方針転換したようだし。
おっと閑話休題。
券売機は入り口左手。
食したのは、
小ラーメン 麺250g 豚2枚+汁なしに変更。
値段は780+100で880円。
食券を渡してから13分後の
「ニンニク入れますか?」の声掛けに
「野菜マシ、アレ」と答えて着丼。
『上野店』と比べるとどうだろうか。
豚は子供の掌大、
1㎝厚のバラ巻が二枚。
とろとろと軟らかく、かなりしょっぱ~な味の沁み具合。
中央には卵黄。
(今日の)アレ=紅生姜は意外と多目。
脇には揚げ葱がぱらり。
野菜はモヤシ主体にキャベツが少々。
しゃき感が随分と残る茹で加減。
特にキャベツの芯の部分が硬いほど。
野菜の量はたいしたことないので、
大口で四回ほどを食べたのち、全ての具材を混ぜ込むように天地を返す。
麺は中、やや細、厚みある平、軽く捻じれ。
表面はぬるんとし、ずるっと啜れる。
芯にはしっかりコシがあり、
思い切り頬張ってもごもご咀嚼すれば口中が麦の旨味で溢れる。
あまり熱々ではないので可能なんだが。
量は250gよりも多く感じた。
汁は醤油+出汁+油で、鹹さが立ちながら軽い甘みも。
そこに紅生姜の尖った酸味が加わり、ジャンクさ増し増し。
やはり野菜は汁に漬した方が美味いよな、と思いつつ
完飲はせず。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
チエーンなので店舗ごとのブレは過少のハズも、
味付けは標題店の方が、豚は『上野店』の方が印象に残った。