RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

濃厚鶏そば 麺屋武一@新橋 2013年3月14日(木)

【烏森口】から【ニュー新橋ビル】を右手に見ながら直進。
【新橋三丁目交番前】の信号を渡ったら
すぐに左折。
一本目の路地を入ると、こんな看板と店構えが見えて来る。

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店頭にはお客さんに並ぶ方向を指示するポールが立てられ
貼り紙がされている。

店内は入って直ぐに、四人掛けと二人掛けのテーブルが各二卓。
奥の方には三~四人が掛けられるカウンターと二人掛けのテーブルが二卓。

13:30の入店にもかかわらず、カウンターもテーブルも埋まっており
相席を指示される。

その後も次々の来客で常に八割程度の入りが維持され、
いやはやたいした繁盛振り。

オーダーは直接。
会計は食後に、渡された伝票を持って
カウンター脇のレジで。

各テーブルに設置してあるメニューを
暫し呻吟し、
食したのは、つけそば 特製(全部入り)中盛。
味は二種ある中から、鶏白湯スープを選択。
値段は980円。
麺量は270gで普通盛(180g)と同料金。
もう一種の味は《鶏骨醤油》だったのだが、
なんか、こちらの方が素直な味を味わえそうで・・・・。


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麺は中平縮れ。やや厚みアリ。
ぴろぴろしていて好きなタイプ。
香りも良いし、つけ汁とも絡み、
ぷっちりとした噛み応え、
爽やかな喉越しの
何れもが良好。
量も思いの外あるし満足だ。


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つけ汁は鶏白湯。
お洒落な器に入っている。
表面を覆う、透明な脂の層。
ねっとりとした味わい。
下層の白湯は美しく白濁しクリーミー
粘度もそこそこで麺との絡みも良好。
臭みも無く鶏らしい。
塩分もほどほどで中庸な穏やかな味。
旨味の濃度が絶妙で、
初めて体験する味わい。


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具材は、別皿で供される。
チャーシュー、メンマ、玉子、つくね、海苔、葱、水菜。

チャーシューは子供の掌大。厚みアリが三枚。
低温調理で、一部血が滲んでいる。
しっとりとし、つけ汁に漬すと、熱で反って行く。

メンマは穂先。
軟らかい、軟らかい。
薄味で、するりと噛み切れてしまう。

玉子はやや硬めの茹で加減。
黄身が僅かに蕩ける程度だが
濃厚な味わい。

つくねは、そのままだと、ややぱっさりとしているものの
つけ汁に投入すると息を吹き返す。

海苔は短冊大。
良い香りのものが三枚。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

温厚で実直な美味しさ。
繁盛の理由が判る。