138席の【CINE3】は九割方の入り。
最前列だけに空きが散見される。
客層は老若男女幅広い。
最前列だけに空きが散見される。
客層は老若男女幅広い。

その二人が撮影所で交錯する。
各種の文献で(勿論、本作でも)描かれる『MM』と言えば、
かなりエキセントリックで、
加えて酒と薬に溺れ
周囲を激しく疲弊させてしまう存在。
かなりエキセントリックで、
加えて酒と薬に溺れ
周囲を激しく疲弊させてしまう存在。
撮影に遅れるのは日常茶飯、
台詞も覚えずにクランクインすることもままあり、
現場は振り回され混乱させられる。
台詞も覚えずにクランクインすることもままあり、
現場は振り回され混乱させられる。
実は本作の主人公は
原題が〔My Week with Marilyn〕であることからも判るように
『マリリン』では無く、
〔王子と踊り子〕の「サード」を勤めた『コリン・クラーク』。
原題が〔My Week with Marilyn〕であることからも判るように
『マリリン』では無く、
〔王子と踊り子〕の「サード」を勤めた『コリン・クラーク』。
クランクインから、撮影がアップし、
彼女が離英するまでの二人のふれ合いが主題になっている。
彼女が離英するまでの二人のふれ合いが主題になっている。
『コリン・クラーク』が映画業界に潜り込むまではテンポ良く、
一方、撮影に入ると(それ自体が遅滞している表現の様に)
スローに描写される構成も凝っている。
一方、撮影に入ると(それ自体が遅滞している表現の様に)
スローに描写される構成も凝っている。
二人の関係は淡いもので、観ているこちらの胸が
痛くなるほどの切なさを感じさせる語り口も素晴らしい。
痛くなるほどの切なさを感じさせる語り口も素晴らしい。
と、此処まで書いて、はたと思い中った。
これって、もしかして、萌え~~っつ
てこと?
これって、もしかして、萌え~~っつ
てこと?