こちらとしては、「2D字幕」版の鑑賞を希望しているワケだ。
ところが、どの館も、「3D」や「吹替え」のオンパレード。
たまに有ったとしても、早朝や遅い時間の上映なので、
おいそれとは行けるものでは無い。
ところが、どの館も、「3D」や「吹替え」のオンパレード。
たまに有ったとしても、早朝や遅い時間の上映なので、
おいそれとは行けるものでは無い。
当日の【シネマ6】は、席数219の半分程度の入り。
拍子抜けする程、空き席が多い。
やはり、前述の二要件を満たしていないせいかな。
客層は比較的高め。
小さいお子さんの姿は、勿論、皆無。
拍子抜けする程、空き席が多い。
やはり、前述の二要件を満たしていないせいかな。
客層は比較的高め。
小さいお子さんの姿は、勿論、皆無。
前作に引き続き、『ハリー(ダニエル・ラドクリフ)』達は、
『ヴォルデモート』を倒す鍵となる「分霊箱」を捜している。
しかし、その行程は遅々として捗らず、その間に「騎士団」の
構成員達は次々と倒されて行く。
『ヴォルデモート』を倒す鍵となる「分霊箱」を捜している。
しかし、その行程は遅々として捗らず、その間に「騎士団」の
構成員達は次々と倒されて行く。
四つ目の「分霊箱」を入手した時に、異変が起こる。
『ヴォルデモート』の意識が
『ハリー』の中に入り込み、その時の彼の精神状態、
他の「分霊箱」の在り処が判ってしまう。
『ヴォルデモート』の意識が
『ハリー』の中に入り込み、その時の彼の精神状態、
他の「分霊箱」の在り処が判ってしまう。
原作も読んでいないし、記憶力も減退しているおぢさんとしては、
キチンとストーリーに付いて行けるかが、
かなりの不安要素であった訳だ。
かと言って、過去作品のDVDを観ている時間の余裕も無いし。
キチンとストーリーに付いて行けるかが、
かなりの不安要素であった訳だ。
かと言って、過去作品のDVDを観ている時間の余裕も無いし。
が、結果としては、その心配は杞憂だった。
エピソードの端々に要領良く、過去の経緯が差し込まれ、
自ずと記憶が蘇えって来る懇切な造り。
エピソードの端々に要領良く、過去の経緯が差し込まれ、
自ずと記憶が蘇えって来る懇切な造り。
加えて、以前出てきた文物の大棚ざらえ的な要素もあり、
「ああ、あれね。こ~ゆ~用途だったのね」と、
かなり納得感のある流れは、原作者の力量なのだろう。
「ああ、あれね。こ~ゆ~用途だったのね」と、
かなり納得感のある流れは、原作者の力量なのだろう。
前・後編に分けて作成したことで、
丁寧な描写が可能になった。
従来であれば省略されていたであろう、細かい心理描写も
本作ではキチンと掬い取られている。
丁寧な描写が可能になった。
従来であれば省略されていたであろう、細かい心理描写も
本作ではキチンと掬い取られている。
途中、3Dを意識したショットも多く、
若干食傷気味にもなるが、
第一作からの各種の流れを、一気に収斂させて行く力は、
監督の素晴しい技と言っても良いかと。
若干食傷気味にもなるが、
第一作からの各種の流れを、一気に収斂させて行く力は、
監督の素晴しい技と言っても良いかと。