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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や ぼくせい@下北沢 2010年7月21日(水)

本多劇場】を背に、右手先の高架脇の路地を入る。

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店先には「つけ麺、終日始めました」の貼り紙。
おお、何て素晴しい。
加えて「(つけ麺)並・中・大盛、同料金」の貼り紙も。
更に嬉しくなって、11時半の、暖簾が掛かるのと同時に飛び込む。


中はL字型のカウンター六席と四人掛けのテーブルが二卓。
夫婦二人で営んでいる、小体な店。

イの一番の入店なので、先客はゼロ。
が、その後15分程度で、カウンターは満席。
次々と来客ありで、人気の程がうかがい知れる。

オーダーは直接。会計は食後にカウンター脇のレジで。

食したのは、つけ麺中盛(375g)+味付玉子。
値段は700+100で800円。
並盛250g~大盛500g(何れも茹で上がりの重量)まで同料金。

麺は中縮れ。麦の香り。シコシコとコシあり。プリッとした噛み応え。
ツルツルと、喉を滑り落ちて行く感覚が心地良い。
量は、まずまずあり、これで大盛なら、間違いなくお腹一杯になっただろう。
10cm四方の厚みのある海苔が添えられている。

つけ汁は魚介+豚骨(多分)。かなり赤みがかった茶色で、鹹・酸・辛が
強く舌に響く。特に酸味は独特で、しかし不快ではない。
喩えると、トマトを潰して投入にしたような味わい。

中には、乱角のチャーシューとメンマ、茹でキャベツ。
チャーシューは軟らかく、味が染みている。
メンマはかなり色白。薄味、軟らかい。

表面が薄茶色の玉子を二つに割ると、中から黄身がどろりと溶け出す。
これがまた濃厚な味わいで、すこぶる○。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
普通のラーメンも、間違いなく旨いと思われる。