RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ハービー・山口写真展 「ポートレイツ・オブ・ホープ」~この一瞬を永遠に~ @川崎市市民ミュージアム 2009年7月25日(土)

元々”ポートレィト”は大好きで、遥か昔に【庭園美術館】で開催された、
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こんなのにもちゃあんと行っている。

で、今日は
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こちらに。空が青いなぁ。

会場は5つのセクションに別れている。
1.静かなシャッター
2.PORTRAITS
3.代官山17番地
4.1989年、東欧、真冬に咲いた花
5.LONDON

各々の詳細は、同展のWebサイトの案内
を参照してもらえば良いのだが、
兎に角、被写体が皆、自然体。気負いや衒いが一切無い。
特に”静かなシャッター”は市井の人たちの、日常のありふれた一番面を切り取っているのだが、
どれも生活を楽しんでいるオーラが画面からにじみ出ている。

また、女性が、どれも綺麗。
「(女性を撮る時は)その一瞬だけ、恋をする」と本人が語っているように、
皆輝いていて美しい。恋をした写真家の眼差しで見ているような気分にさせられて、
なんか胸がドキドキする。

”代官山17番地”では、もうすぐ取り壊されようとしている【同潤会代官山アパート】に
屯っている人達が、これも皆不思議にキラキラしていて、朽ち果てようとして建物を背景に、
激しく眩しく見えるのだ。

”LONDON”。
U2』とか『クラッシュ』とか、タイトルからまんま名前が読み取れるものもあるが、
デヴィッド・シルヴィアン』?
ボーイ・ジョージ』? 洗濯してるし・・・・。
ジョン・ライドン』?
これは絶対結婚前の『ダイアナ(妃)』
のポートレィトも、本人とは解からないタイトルで展示されている、
見つけて驚く楽しみもある。

入場料は700円。
例によって無料展示も充実してるし、
電車代かけて行っても、損は無い。