建物の改修が終了し、今月18日~再オープンの標題館。
二つの展示会が開催中で、何れも無料。
でもって、本日の目的は、看板に向かって右側。
「3.11 時のイコン 東日本大震災の記憶」なる副題が冠されている。
展示会場は2階になる。
岩手・宮城・福島の被災地で見つけた文物を
持参の白い紙の上に載せ、シャッターをきる。
持参の白い紙の上に載せ、シャッターをきる。
会場内には、そうして写された写真が
大小五十弱並んでいる。
大小五十弱並んでいる。
添えられているキャプションには、
撮影日・撮影場所だけが、シンプルに記されている。
撮影日・撮影場所だけが、シンプルに記されている。
最早錆びてしまった、一円玉や剪定鋏。
強大な力によりひしゃげた薬缶。
ちょっと前までは、物干しに干されていたのだろう、
洗濯鋏が付いたままのトランクス。
洗濯鋏が付いたままのトランクス。
一方で、土の溜ったスニーカーからは、
緑の雑草が芽吹き、自然の強靭さを改めて感じる。
緑の雑草が芽吹き、自然の強靭さを改めて感じる。
館内はさほどの混雑ではないけれど、
皆が皆、押し黙った様に、その画面に見入っている。
皆が皆、押し黙った様に、その画面に見入っている。
会期は~2月2日(日)まで。