店の存在は随分と前から認識。
『由丸製麺所』『羊と狼』に行くときには目に入るし、
『さつまっこ』や閉店した『髭』に行くには前を通るし。
ただ、競艇の場が開くときは客が溢れ、
11:30~の開店時間も、やや辛いものが。
が、今日なら場外もやっていないし、
大丈夫なんじゃない?
【第一京浜】から【BIGFUN】に向かう道に入って直ぐの左側。
店内は厨房を囲むコの字型十一席のカウンター。
開店の2分前に着けば、既にガテン系の三人さんが並んでいる。
その後、食べ終わって出るまでの来客は七で、きっちり満席。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に入り口左脇で。
食したのは、街中華ならこれでしょ、の、
醤油ラーメン+半チャーハンのCセット。
値段は990円。
店内には11月1日に値上げしたとの告知の張り紙。
着席してからメニュー確認まで3分掛かっているのと、
その際に「提供までお時間をいただきます」との声掛けあり。
厨房内は女将さんのワンオペで中華鍋も一つなので
仕方のないところ。
7分ほどの待ちで
先ずはラーメンが供される。
うん、これこれ。
ず~っと昔の、食品サンプルにあったような見た目の一杯。
懐かしさがこみ上げる。
海苔一枚は短冊大。
メンマは濃い色付きでこりこり。
量が多く美味しい。
削ぎ切りの鳴門が一片。
チャーシューは子供の掌大のバラ巻が一枚。
軟らかい。
葱は全面を覆うほどざくざくとたっぷり入っている。
麺は細、縮れ。
表面はつるんとし、ずずっと啜れる。
軟らかめの茹で加減。
ぷっつりした噛み応え。
量は150g弱か。
スープは透明感のある醤油で
生姜が強く香る。
ベースには鶏や豚、乾物魚介等も入っているようだが、
さほどの深みはない。
カエシの味も軽めだが、
きっちりと味の調整を繰り返していたので、
これがデフォと思われる。
炒飯のお供に、半分ほどを飲む。
そしてラーメンを食べ終える頃に、
半チャーハンが供される。
って、これ、全然「半」じゃないんですけど(笑)。
確かに器は半チャーハンの大きさも、
はみ出すぐらい且つこんもりと盛られている。
玉子、鳴門、焼豚、葱がごろんと入り、
ラードたっぷりで芳ばしいしっとり系。
塩味も強く、熱々で
がつがつと食べてしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
勿論、麺と炒飯の合わせ技で。
次は、同じメニューを
《塩ラーメン》で食べに来よう。