二週間のインターバルでの標題店。
諸般の事情により。
店内は厨房を囲むL字型六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが七卓。
12:40の入店で先客は十一。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
通路左側の券売機で購入したのは
折角だからと、前回とは異なるメニュー。
芳醇焼きあごだし中華そば大。
値段は1,100円。
食券を渡してから4分ほどの待ちで
供された一杯。
これも具材の種類が豊富。
中央には鳴門が一片。
微塵の紫玉葱。
ささがきの青葱、小口の白葱。
磯の香りがするバラ海苔は、最初から混ぜ込まず、
中途から溶かした方が良さそう。
青菜は茎の部分がしゃくしゃく。
メンマは短い拍子木状。
すっと繊維が解れる。美味しい。
チャーシューは大人の掌大、
低温調理のロース肉が二枚。
とっても軟らか。
麺線は綺麗に整えられている。
細、ストレートで表面粗く
ぱっつとした感覚。
さくさくとした歯ごたえも、
喉はするっと通り抜ける。
量は200g強。
スープの表面には透明の油が厚め。
その下にはややくすみのある琥珀色。
飛魚出汁の香りは高いが、
期待したほどの芳ばしさはなく。
それでも、乾物魚介らしい厚みがある。
めりはりの効いた美味しさ。
八割ほどを飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これで残すは《鶏塩》《つけそば》の二品も、
おいおい、ね。