RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺匠 藩次郎(2)@川崎 2022年9月18日(日)

先日食べた《味噌つけ麺》があまりにも好みだったので、
じゃあ他の味はどうだろうと、
一ヶ月を待たずの再訪。

11:15の入店で先客は一。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二。


店の外の券売機で、
注視すべきは左下の二つのボタン。

食したのは、
ランチ限定セット。
値段は980円。

食券を渡す時に
淡麗ラーメン徹 醤油 と
半チャーハンをお願いする。

実際には、半チャーハンはライスにも変更可能のよう。


4分ほどの待ちで先ずはラーメンが供される。

相変わらず、具材の盛り込みが素晴らしい。


これに、大判でぱりぱりの
黒々とした海苔が二枚も付く。

デフォの金額880にしては、出精と表現すべき。


チャーシューは大人の手の大きさ。
低温調理のロースが一枚。

厚さはさほどではないけど、
香りが良く軟らか。


味玉半分はの黄身はとろりと濃厚。
出汁の旨味も染みている。


たっぷり白髪葱の上には小口の青葱。

小さめながらも雲呑も一つ付いている。
皮はちゅるんと滑らかな口当たり。


メンマは穂先でこれも量が多い。
薄味が染みて、繊維がすっと解れる。


麺は細、ストレート。
表面は粗め。

ぱつんとし、さくりと歯が通る。
これも「菅野製麺」謹製かな。

量は100g強。


スープは清湯醬油。
軽く生姜が香る。

動物系のベースに乾物魚介も入っているよう。
味付けは爽やかも、重層的な旨味。


半チャーハンは、皿の上に逆さまにかぶせた椀をパッと開ける
面白いデモンストレーション。

なので供される形状もユニーク。

具材は、焼豚/玉子/鳴門/葱。

ぱらりと解れ、ラード多目。
胡椒も良い具合に効いている。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


合わせ技の評点で。

これだけの具材の内容、質量で
千円を切るコスパは素晴らしい。