RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

いさ美庵@大森 2024年9月14日(土)

大森駅前住宅】の対面。

もう少し足を伸ばせば『鉄』、
さらに先には『ぱんだ』。

『麦苗』『ネコゴオリ』も至近で、
何気に良店が密集しているエリア。

店内は二人掛けのターブルが二卓、
四人掛けが三卓、八人が向かえる大テーブルが一卓。

二階には座敷があるよう。


11:10の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。

オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に、入口右手に在る帳場で。


土曜日でもランチメニューが可のようなので、
折角だからそこから選ぶことにする。


食したのは、
天丼とせいろ+大盛り。
値段は1,070+100で1,170円。


6分ほどの待ちで供される。

蕎麦の量も天丼も
さほど大きくはない。

ただ炭水化物の重ね食いなので、
カロリー的にはこれで十分かも。


蕎麦は大盛りにしたので蒸籠にこんもりと盛り上がる。
量は150gくらいか。

中、やや細、平で、一本の幅は不揃い。

表面は滑らかで、角が立ち、
ずるっと啜れば
滑らかな舌触りにしっかりしたコシ。

喉を滑り降りるときに
香りが鼻に抜ける。

好きなタイプだ。


蕎麦汁は極鹹。
醤油がきりりと効き、酸味に近いほど。

味醂は軽め、乾物出汁の旨味は強め。

蕎麦の1/3を漬しただけでも
十分に味が纏わる。


天丼の具材は海老、鱚、ズッキーニ。
鱚は身が厚くほっこり。

タレは甘味があり、
蕎麦汁とは対極。
量も適度。

ご飯も良く炊けている。


漬物も自家製だろうか、
日寝た味。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


蕎麦湯が鉄瓶で供されるのも珍しいかも。

千円でこの内容なら、十分に満足。