当該エリアでの未訪店の一つ。
{味噌}や{カレー}を前面に出している店は
どうしても優先度が低くなる上に、
標題店は『むつみ屋』からの屋号変更なのもその理由。
【西口】に出て線路沿いを【川崎】方面に。
【ユザワヤ⑦】の手前の道に入り
最初の角を左折し30mほど歩いた右手。
店内は壁に向いたストレート八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
11:10の入店で先客は四。しかし
その後の来客は十一となかなかの盛況。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に、渡された伝票を持ち、
入り口脇のレジで。
食したのは、「期間限定」と書かれている
濃厚煮干し味噌らーめん+麺大盛り。
値段は950+140で1,090円。
麺の増量が+140円はかなり痛い。
オーダーから6分ほどの待ちで供された一杯。
具材が随分と中央に狭く纏まっている。
チャーシューは花札大、6㎜厚のロース肉が一枚。
濃い目の味が付き、箸で持ち上げるとほろっと崩れるほど軟らか。
カイワレと微塵の生玉葱。
前者は少々乾き気味、
後者は煮干しには最近多い組み合わせ。
メンマは軟らか。繊維が気にならない。
味玉半分がデフォで付く。
茹で加減は良好で、黄身はねっとり美味しい。
海苔一枚は磯の香りがする。
モヤシもほんのちょこっと投入。
味噌味には付き物なので、
カイワレを減らしても、増量を望みたいところ。
麺はやや細、ストレート。
表面滑らかでつるりとした口当たり。
するっと啜れば、軟らかめの茹で加減。
ぷつりと歯が通る。
「北海道」「味噌」のワードから
つるぷり麺を勝手に想像していたので
かなり意外。
量は200gを軽く超えている。
十分にお腹が膨れる。
スープは味噌のベースに煮干しが加わり
なかなかに面白い味わい。
味噌の旨味はそこそこ、
煮干しについても同様で、ハイブリッドとの聞こえは良いが
どっち付かずの、ある意味メリハリのない味。
鹹さもないし、口当たりは優しいので、
半分ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
このブロックだけでも
他にラーメン店は四軒あるのだが
『NIBOSHIMANIA』の行列が三十と一番長かった。