RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

北海道らーめん 奏@蒲田 2022年12月29日(木)

当該エリアでの未訪店の一つ。

{味噌}や{カレー}を前面に出している店は
どうしても優先度が低くなる上に、
標題店は『むつみ屋』からの屋号変更なのもその理由。

【西口】に出て線路沿いを【川崎】方面に。
ユザワヤ⑦】の手前の道に入り
最初の角を左折し30mほど歩いた右手。

店内は壁に向いたストレート八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。

11:10の入店で先客は四。しかし
その後の来客は十一となかなかの盛況。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に、渡された伝票を持ち、
入り口脇のレジで。


食したのは、「期間限定」と書かれている
濃厚煮干し味噌らーめん+麺大盛り。
値段は950+140で1,090円。

麺の増量が+140円はかなり痛い。


オーダーから6分ほどの待ちで供された一杯。

具材が随分と中央に狭く纏まっている。


チャーシューは花札大、6㎜厚のロース肉が一枚。
濃い目の味が付き、箸で持ち上げるとほろっと崩れるほど軟らか。


カイワレと微塵の生玉葱。
前者は少々乾き気味、
後者は煮干しには最近多い組み合わせ。


メンマは軟らか。繊維が気にならない。


味玉半分がデフォで付く。
茹で加減は良好で、黄身はねっとり美味しい。


海苔一枚は磯の香りがする。

モヤシもほんのちょこっと投入。
味噌味には付き物なので、
カイワレを減らしても、増量を望みたいところ。


麺はやや細、ストレート。
表面滑らかでつるりとした口当たり。

するっと啜れば、軟らかめの茹で加減。
ぷつりと歯が通る。

「北海道」「味噌」のワードから
つるぷり麺を勝手に想像していたので
かなり意外。

量は200gを軽く超えている。
十分にお腹が膨れる。


スープは味噌のベースに煮干しが加わり
なかなかに面白い味わい。

味噌の旨味はそこそこ、
煮干しについても同様で、ハイブリッドとの聞こえは良いが
どっち付かずの、ある意味メリハリのない味。

鹹さもないし、口当たりは優しいので、
半分ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


このブロックだけでも
他にラーメン店は四軒あるのだが
『NIBOSHIMANIA』の行列が三十と一番長かった。