RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば さとう@穴守稲荷 2024年4月14日(日)

近隣で未訪の宿題店はかなり有って、
空港線」に多いのだが
標題店もその一つ。

加えてメニューは熱い汁モノだけなので
個人的には最高気温が25°を超えるとキツイ。

昨日・今日と東京地方は夏日に近い暑さで
行くのなら早いにこしたことはない。


改札を出て右手に。
踏切を渡り【アパホテル】を左手に見ながら直進。
【弁天橋通り】に突き当たったら右折し、
50mほど進んだ右手。

店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
11:05の入店で空き席は一に滑り込む。

その後、食べ終わって出るまでの来客は八。


オーダーは各所に貼られたメニューを見て直接、
カウンター越しに前払い。

食したのは、
中華そば(大)+チャーシュー。
値段は800+200で1,000円。

デフォの中華そばは(中)で700円、
(特大)は900円。
メンマ150円
味玉100円
それ以外にも《カレーライス》があり
数人が頼んでいた。


冷たいお茶は入り口左手に置かれており
セルフサービス。

オーダーを終えてから取りに行く。


そこから9分の待ちで供された一杯。

ロットは3~4杯までで作られているよう。


メンマは濃い色味で量が多い。
発酵香がし、細い割にはこりこりの歯ざわり。
美味しい。


チャーシューは大人の掌大のロース肉が三枚と
端豚が一欠け。

とりわけ端豚は繊維がほろっと解れ
味も染みて美味しい。

ロースは4㎜ほどの厚みも
一口で頬張り、すすっと歯が通る。


麺は細、ストレートで緩くカール。
表面は滑らかながらごつごつした舌ざわり。

ずるっと啜れば、むちっとした噛み応え。
それほど太くはないのに。
喉に当たるように、胃の腑に落ちて行く。

量は200gほど。


スープは鶏ガラ+乾物魚介で、
表面には鶏油が滴々と。

醤油味も色味の琥珀色は薄め。

鹹さも控えめ。
魚介は軽く、鶏も力強くはないが
複層素材の深味はあり。

日向に長時間居るような
柔かなじんわりと染みて来る旨味。

完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


隣の人が食べていたカレーの香りが
鼻に入り、かなりココロが揺らぐ。

【蒲田】界隈は似た構成のお店が
そこそこ在るよねぇ。