近隣で未訪の宿題店はかなり有って、
「空港線」に多いのだが
標題店もその一つ。
加えてメニューは熱い汁モノだけなので
個人的には最高気温が25°を超えるとキツイ。
昨日・今日と東京地方は夏日に近い暑さで
行くのなら早いにこしたことはない。
改札を出て右手に。
踏切を渡り【アパホテル】を左手に見ながら直進。
【弁天橋通り】に突き当たったら右折し、
50mほど進んだ右手。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
11:05の入店で空き席は一に滑り込む。
その後、食べ終わって出るまでの来客は八。
オーダーは各所に貼られたメニューを見て直接、
カウンター越しに前払い。
食したのは、
中華そば(大)+チャーシュー。
値段は800+200で1,000円。
デフォの中華そばは(中)で700円、
(特大)は900円。
メンマ150円
味玉100円
それ以外にも《カレーライス》があり
数人が頼んでいた。
冷たいお茶は入り口左手に置かれており
セルフサービス。
オーダーを終えてから取りに行く。
そこから9分の待ちで供された一杯。
ロットは3~4杯までで作られているよう。
メンマは濃い色味で量が多い。
発酵香がし、細い割にはこりこりの歯ざわり。
美味しい。
チャーシューは大人の掌大のロース肉が三枚と
端豚が一欠け。
とりわけ端豚は繊維がほろっと解れ
味も染みて美味しい。
ロースは4㎜ほどの厚みも
一口で頬張り、すすっと歯が通る。
麺は細、ストレートで緩くカール。
表面は滑らかながらごつごつした舌ざわり。
ずるっと啜れば、むちっとした噛み応え。
それほど太くはないのに。
喉に当たるように、胃の腑に落ちて行く。
量は200gほど。
スープは鶏ガラ+乾物魚介で、
表面には鶏油が滴々と。
醤油味も色味の琥珀色は薄め。
鹹さも控えめ。
魚介は軽く、鶏も力強くはないが
複層素材の深味はあり。
日向に長時間居るような
柔かなじんわりと染みて来る旨味。
完飲してしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
隣の人が食べていたカレーの香りが
鼻に入り、かなりココロが揺らぐ。
【蒲田】界隈は似た構成のお店が
そこそこ在るよねぇ。