RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 澤田屋@川崎 2023年11月12日(日)

府中街道】沿い。

最寄り駅は【川崎】も、
自分の足でも軽く20分は掛かる。

店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。

12:00の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手。

食したのは、
支那そば 塩+支那そば大盛。
値段は900+100で1,000円。


壁には説明書きも貼られ、

待つこと14分で供された一杯。


淡い色のスープが印象的。


中央には葱、三つ葉、鳴門が一片。
その脇にはバラ海苔が一つまみ。磯の香りがする。


チャーシューは鶏が一枚、豚が二枚。

鶏は短冊大の低温調理。
しっとりしてはいるものの、筋が残っており
ごりごりと口当たりを悪くしている。

トランプ大のバラと花札大のロースは
何れも適度な味の染み。
肉自体も美味しい。


メンマは穂先で繊維が解れるものが一本。


麺は細、ストレート。

滑らかな麺肌でつるっとすすれば
しんなりした口当たりに
軟やわの茹で加減。

ここしばらくで食べた中では最軟。
これでデフォの仕様なのだろうか。
ロット六杯の調理だったが。

量は200gほど。

「菅野製麺」の謹製のよう。


スープは鶏ガラ+乾物魚介の清湯塩。
ややくすんだ色見ながら
香りは善し。

一口啜ると、鹹さは控えめで、
動物系と魚介系の出汁の味も端麗で日向のよう。

ごくごく飲んでも
罪悪感は皆無。

後で喉が渇くこともない、優しい味わい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


店主のワンオペで所作はとことん丁寧。