RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鶏そば かぐら屋@御徒町 2024年3月19日(火)

『あいだや』を視野に動いたのだが
あまりの行列に胆を潰す。

最初はさほどの混雑ではないように聞いていたが、
『小池』ブランドの威力、侮り難し。

標題店は線路を挟んで反対側、
【江戸っ子ビル】の【地階】。

暖簾をくぐり階段を下りて行く。


店内は厨房に向いた六席と
壁に向いた六席のカウンター。

13:30の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


券売機は階段下左側。

食したのは、
濃熟鶏そば+麺大盛(半玉)。
値段は950+80で1,030円。


貼られている商品説明を見ながら
待つこと3分で供された一杯。

スープが少なめに見える。

 

チャーシューは皮付き鶏の削ぎ切りが一枚。
大きさはトランプ大も、厚さは1㎝以上ある。

皮には焦げ目が付き芳ばしい。
身はすっと歯が通る軟らかさ。

変に匂いもせず、醤油系の味が仄かに染みている。


青葱と鶏そぼろが盛られ、
前者はこのスープには合うし、
後者はスープの旨みをブースト。


ドーム状に伏せられているのはキャベツで、
随分と量が多い。

半生なので熱々のスープに沈め、
少しでも軟らかくする努力(笑)。


メンマは少量。
軟らかそうに見えるが、
意外やさくさくの歯ざわり。


麺は細、ストレートで芯は白濁。

表面は粗くぱつんとした舌触りも、
中心は思いの外しんなりで
ぷっつり歯が通る。

喉を引っかかるように
胃の腑に落ちて行く。

量は180gほどか。


スープは鶏白湯で、僅かに茶色み。
とろみがあり鶏の香りもしっかり。

濃厚な旨味がストレートに伝わり、
塩味は軽め。

量が多くないこともあり完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終われば唇の周りがぴたぴたに。