RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺家 たいせい@中野坂上 2023年3月20日(月)

二十日前にオープンの新店。
その初日は、とんでもない行列だったと聞いている。

でも時間も経ったし、今日は月曜で五十日だから、
多少は空いているんじゃ?との
勝手な思い込み。

場所は【2番出口】から
右手に十五歩ほど。

店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。


11:05の店頭着で、
丁度先並びの客が中に入って行くタイミング。

自分の前九人の並びが残る。
以降も来客は続々で、素晴らしい繁盛ぶり。

前の人に続き順次食券を購入。
中途店員さんによる
お好みのとライス有無の確認がある。


券売機は店の外。

食したのは、
特選ラーメン(中)。
値段は950円。

麺硬め
ライスは不要で。


11:30には着席。
そこから8分の待ちで供された一杯。

表面を覆う鶏油の量が凄いんだが。
このご時世に有り難いこと。


チャーシューは大人の手の大きさのロース肉が二枚。
薄めも肉質は詰まっている。

すっと歯が通り美味しい。


ホウレン草は一つまみ。
柔らかな茹で加減。


海苔五枚は黒々とし、厚みもあり
香りも良く、ぱりぱり。
やはり{家系}はこうでなくちゃね。


味玉の表面にはうっすらと色が付き、
黄味はとろりと流れ出す茹で加減。
味付けは薄め。

大き目にざくっと切られた白葱が入っており、
これは異色。
存在感がある。


麺はやや細、ストレート。

一本は短めで表面は滑らか。
つるっと啜れば、硬めコールも
もっちり寄りの噛み応え。

量は200g強。

「酒井製麺」の麺箱が
其処彼処に積まれている。


スープのベースは豚骨醤油も、
他店に比べれば鶏ガラの量が多そう。

店の外まで漂う、独特の獣臭はあるものの、
口当たりは軟らかめでまったり。

醤油の鹹さも刺々しくはなく、
これはカラダに悪いぞ~と、
しかし自分を騙し乍ら七割ほどを飲む。

後で相当に喉が渇く。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


行列ができるのも納得の美味さ。

しかも、老いも若きも
女性の比率がそこそこなのには驚かされる。