RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系ラーメン 大輝家@蒲田 2022年9月10日(土)

気温が下がることは勿論だが、
湿度の低下も自分にとっては
汁モノ主体へ移行するための大事な要素。

今日であれば、最高気温は29℃まで上がるも
湿気はさほどではないとの予報。


標題店は六月にオープンの新店。
『志田家@蒲田』の出と聞いている。

京急蒲田】の駅を背に
【あとす商店街】に入り50mほどの左手。

店内は厨房を囲むL字型十三席のカウンター。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は九と
なかなかの繁盛ぶり。


券売機は入り口右手。

食したのは、
特製ラーメン(中)。
値段は1,050円。

給水機は通路を挟んでの対面、
無料のライスはその横にジャーが置かれ、セルフサービス。


食券を渡すと
「麺硬め」だけをお願いする。

その割には6分と、思いの外、待ち、
カウンター越しに供された一杯。

随分とリッチな見た目の特製だ。


中央にはキャベツがたっぷりドーム状に置かれている。
生に近い茹で加減も、スープに漬せばしんなりとなる。


チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が五枚。
薫香が特徴的。


ホウレン草はキャベツの下に埋もれて一つまみ。
軟らかな茹で加減。


海苔五枚は厚みもあり香り善し。


鶏肉の乱角が入っているのは珍しいかも。
これも薫香が際立っている。


玉子の表面は軽く色付き、
中は黄身がとろんとした茹で加減。
出汁の沁み具合も良い感じ。


麺はやや細、軽くウエーブ。
表面は滑らかで、{家系}の割には一本長め。

硬めコールも、かなりもっちり寄りで、
芯に僅かにごわっとした歯触りを感じる程度。

量も200gには及ばぬか。

「酒井製麺」の麺箱が入り口脇に積まれている。


スープは豚骨醤油で、獣臭さが存分に味わえる。
醤油と出汁の味がぐっとコク、粘度の高さも含め、
がっつりした味わい。

久方振りに、強めの一杯。

でも、このジャンクさはかなり好きで、
一口二口三口と含んでしまう。完飲はしまいものの。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


とは言え、食べ終わる頃には汗が滲みだす。
店内は冷房も効いているけど、
外気温はもうちょっと下がってからの方が良かったな。

JRの駅に向かう途中、『志田家』を覗き込むと、
滞在客は三人ほど。
たまたまかもしれぬが、おやおやと思ってしまう。