初めての訪問は二十年近く前、
最後の訪問も十数年も前のことと記憶。
中途半端とはいえ、基本コレクターなので、
よほど気に入る等の理由が無ければ、
同じ店に繰り返し訪れることはそうはなく。
ただ今日は、予定の店が臨休だったこともあり。
場所は改札を出た正面。
駅の建屋からものの十歩で着いてしまう。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター、
窓に向いた五人掛けのテーブルが一卓。
二階への階段もあるが
客席は無いのかな。
11:20の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に
入り口脇のレジで。
食したのは、
醤油豚骨。
値段は880円。
替玉は+150円。
ランチセットAにしても+100円の値付け。
ほんの2分の待ちで供された一杯。
以前の記憶があまりにあやふやで、
う~ん、こんな感じだったかしら?
チャーシューは大人の掌大、
5㎜厚のバラ巻が一枚。
柔らかく、持ち上げると
くったりと解れるほど。
青葱、モヤシ、木耳は何れも一つまみ。
とりわけ青葱は存在感あり。
麺は極細、ストレート。
表面粗くぱつんとし、硬めでさくりと歯が通る。
量は100gちょっとか。
スープのベースは豚骨で
大蒜が強めに香り、辛味も溶け出している。
臭みの無いミルキーな口当たり。
旨味もしっかり。
{トンコツ}ラーメンに似てはいるが、
少々手の込んだ仕様。
鹹さは無く、背脂のまったり感が舌に広がる。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
初めて食べた時は斬新さを感じた覚えも、
これだけラーメン店が多くなると
また印象も違ってくる。
そんな中でも変わらず営業が続けられているのは
たいしたもの。