RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

長命うどん東京本店@恵比寿 2023年2月4日(土)

昨年の4月に『瞠』等が入っているテナントビルの向かいにオープン。

二回ほどトライしたのだが、臨休だったり
営業時間が最初の告知から変わっていたりで
漸く今日の訪問。

店内は窓に向いた三席と四席のカウンター、
厨房に向いたコの字型十三席ほどのカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。

11:35の入店で先客は四、その後
食べ終わって出るまでの来客は九。

客層が面白く、自分の前は内三人が男性客も
以降は一人のみ。
総じて女性の比率が高し。


メニューは各所に置かれている。

が、オーダーは専用のQRコードを渡され
スマホで。

支払いも食後にセルフレジで。

食したのは、
かけ麺2種ミックス+大盛(二玉)+ちくわ天。
値段は690+100+200で990円。


オーダーから8分ほどで、

折敷に《天麩羅》もセットされ供される。


麺の丼は厚手でずっしり。
オマケに高台が無いので、持つのに難渋する。


竹輪天は噂に違わぬ大きさ。
丸っと一本に切れ目を入れて揚げている。

長さは15㎝ほどもあり且つ厚みも。
熱々で迂闊に口にすると火傷しそう。

半分はそのまま、残り半分は汁に漬し、
最初はかりさくの衣を
終盤はくったりした衣を味わう。美味しい。


麺は、中華麺と饂飩を選択。
中央に置かれた青葱で、綺麗に区分けられている。

中華麺は細、ストレート。
表面は滑らか。
芯まで万遍無く茹り、
あまりコシを感じない。

喉越しは良いものの、
強さには欠ける。

量は100g強。


饂飩も似た印象。
中ストレートで、麺肌はシルキー。

やわやわとして、芯まですいっと歯が通り
弾性は弱め。

一本は長く、もっちりな口当たりは良好。

こちらも100g強。


汁は和風出汁で油っ気は無し。
ラーメンを食べるにはやや弱めで
中途一味を振り、やはり天麩羅の油は不可欠。

節系の旨味と香りに
醤油と味醂も良いものを使っているよう。
素材由来の酸味は極限まで抑えられている。

そして、丼の厚みの保温力のせいか熱々。
最後まで冷めることはなく、こんなに熱い素饂飩を食べたのは
初めてかも。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


汁に比して麺の、とりわけ中華麺の調整が釣り合っていない印象。
きしめん》だと、また印象は違ったのだろうか。