RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺場 風天(9)@大井町 2023年2月3日(金)

標題店は十一ヶ月ぶり。

12時開店は、店にとっての最適解と思われるも、
個人的には訪問のハードルが上がる時間設定。

12:55の入店で先客は八、その後
食べ終わって出るまでの来客は二と、
遅めの時間でも満席に近い状態が維持されている。


券売機は入り口右手。

食したのは、
中華そば しょう油 大。
値段は980円。

入店した時にはまだ五名が未食状態だったので、
これは待つかな、と
覚悟していたが、おやおや、ほんの4分ほどで供される。

思うに《つけ麺》《油そば》のお客さんが多く、
細麺は隙を縫って作るオペレーションの工夫があるのだろう。

蛸唐草の丼に入った一杯は、煮干しがふわっと香る。


中央にどでんと横たわるメンマの存在感。
穂先で軟らかな食感が二本。
長さもあり満足感高し。


チャーシューはバラ肉で炙られているのは共通も処理が異なるよう。

トランプ大は薄めで歯触りが良い。

花札大は厚みがあり、濃い味付け、箸で持つとほろっと崩れる。


中央にはたっぷり小口の葱。
その上には刻んだ三つ葉
更には鳴門一片が の の字に置かれる。


麺は細、ストーレート。
表面は滑らか。

さくりと歯が通る食感で、
喉越しも良し。

量は200gほど。


スープは煮干し醤油で
ややくすみのある色合い。

香りが華やか、
えぐみや苦みは無し。

旨味の成分はたっぷりだし、
表面に張られた厚めの油はぺたぺたせず、
最後までスープは熱々。

浮遊する葱を追いかけ、
八割方を飲む。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


今度は《塩》を食べに来よう。
でも時間の調整がなかなか大変。