RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

本格手打もり家@浜松町 2024年6月19日(水)

界隈に宿題の饂飩屋さんは複数あり、
標題店はそのうちの一軒。

先日、鉄板焼きに行った時に
同じテナントに入っていることを再確認。


【ポンテせとうみ2階】

店内は吹き抜けに向いたストレート八席のカウンター、
入り口左と店奥に四人掛けのターブルが各二卓。

11:05の入店で先客は七。その後は
続々の来客で満席に近い繁盛も
女性客の比率が極めて高し。

中には外人さん連れの団体も。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。

食したのは
天ぷらセット(冷かけ)。
値段は980円。

中盛(1.5玉)までは無料とのことで
迷わずお願いする。

オーダーを取る間の応対も
頗る丁寧で好感。


7分ほどの待ちで、
饂飩、天麩羅、薬味がセットされた折敷が供される。

饂飩の入った丼がでかい!

件の外人さんが、目の前に置かれた途端
「わぉ!!」と歓声を上げていたくらい。


麺は太、ストレート。
断面は正方で、ややエッヂが立つ。

絹肌で滑らかな唇へのあたりも、
その太さ故、もむもむとしか啜れない。

むっちりな噛み応えで
強く歯を立てないとと噛み切れない。

喉越しは爽やか。

量は200g強はあるか。


汁のベースは いりこ。

が、強く主張するわけではなく、
じわじわと染みて来る旨さ。

色味自体も薄めで、
醤油は小豆島の名物と心得るも、
鹹さは控えめで
あくまでも乾物魚介を生かすための下支え。


分葱、若布、天かすの薬味を入れながら
ほぼほぼ完飲。


天麩羅は
海老、薩摩芋、南瓜、大葉。

何れもからっと揚がり
衣はさくさく、中はほくほく。

大葉はそのまま、
薩摩芋と南瓜は汁に沈めて、
海老はカウンターに置かれている藻塩を付けていただく。

海老はぷりぷりと食感も善し。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この内容と量で千円を切るのはお値打ち。

女性比率が高い理由が良く判る。