一ヶ月前にオープンの新店。
これで「ふわり」と読むらしい。
場所は【仲見世通り】の【第一京浜】側のとば口。
先日行った『MOOGA』の丁度裏手になる。
以前に『sisi煮干啖@虎ノ門』で似たコンセプトの一杯を食べたけど、
こちらは更に洋風に寄せ言ているよう。
店内は厨房を囲むL字型八席と壁に向いた五席のカウンター、
奥には四人掛けのテーブルが一卓。
11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
オーダーは直接。会計は食後に入り口脇のレジで。
食したのは、
まぜカルボ+1.5倍大盛+追いリゾット。
値段は850+200+150で1,200円。
物足りないのは勘弁なので、
着実にお腹が膨らむ分量を頼んだら、
随分と値が張ってしまった。
ちなみに生麺の量は大盛りで+50gとのことなので、
デフォだと100gの計算か。
先ずは本日のアミューズと
カットレモン、ハリッサが供される。
アミューズはそのまま食べても、麺に混ぜてもよさそう。
下味の付いた玉葱のような食感。
ハリッサは、ちょっと舐めたら、そこまでの辛さは無い。
次いでスープが出される。これはお代わり可とのこと。
出汁感のある優しい味。
当然、リゾットに足すのだよね。
そしてオーダーから11分ほどの待ちで供された一杯。
あまり《カルボナーラ》っぽくない見た目だが・・・・。
中央には卵黄。
粉チーズが掛かり、刻み紫玉葱も。
ベーコンは二種。
薄くカリカリに焼いたものと、
じんわり火が通った骰子大。
麺の上には黒胡椒。
下にはソースとのことだったが、
どうやらオイルのよう。
要は、自分で混ぜないと
《カルボナーラ》として完結しないのね。
特徴的なのは麺。
中、ストレートでエッヂが立つ。
まるっきり《つけ麺》用と見紛うばかりだ。
表面はつるつつる。
フォークに巻き付けはむっと口に入れれば、
もっちり歯触りの後にふわっと食感で
これが店名の由来?
元々加水率が高いのか。
味付けはかなり軽め、黒胡椒のピリ辛さも控えめ。
時として軽く大蒜が香る。
これはオイルに移っているのかな。
卵黄とチーズを万遍なく混ぜても
そこまでの濃厚さは無く、かなりあっさり系。
中途、檸檬を搾り、ハリッサを足し味変。
麺を食べ終わった後は
《リゾット》に移行。
小さい茶碗に軽く一杯のご飯に、ペッパーが掛かりチーズも乗る。
先ずはそのまま、次いで残ったソースに混ぜ、最後はスープを注いで楽しむ。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺量もさほどでもないし、
味も軽めで、なかなかお腹がくちくはならない。
普段食べている《つけ麺》の50~60%の量だし。
女性には好まれそうな構成だが。