一週間前にオープンの新店は『友@溜池山王』の二号店。
先の店は三回ほどの訪問履歴。
標題店は【一ツ木通り】から【上島珈琲店】の横の路に入り
50mほど進んだ左手。
駐車場の奥に在るので、
表の看板が目に入らないと見過ごしてしまいそう。
店内は厨房を囲むL字型六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが七卓。
11:25の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は細長い通路を進んだ左側。
食したのは、
濃い卵とペコリーノ・ロマーノのまぜそば 中300g。
値段は1,000+50で1,050円。
食券を渡してから11分の待ちで
帽子をひっくり返したような
おしゃれな器に入った一杯が供される。
具材が豊富。それだけでもはや嬉しい。
チャーシューは大人の手の大きさ、
薄切りの低温調理のロース肉が二枚。
肉質は良く、軟らかい。
フライドオニオンにささがきの青葱。
干し桜海老にふんわりの粉チーズ。
この粉チーズが品名になっている「ペコリーノ・ロマーノ」なのね。
中央には卵黄。
赤みを帯びた濃い色味。
味も濃厚で、割り混ぜれば
一発で味が変容。
最初から混ぜずに、中途からのほうが良さそう。
微塵の紫玉葱に
オイリーなマッシュルーム。
トリュフのペーストも添えられこれもオイリー。
予め混ぜられているようだが、
具材を混ぜ込むのにさっくりと攪拌する。
麺は中、厚みある平、ストレート、軽く捻じれ。
茶色い粒子が散在する全粒粉で
表面は透明感あり瑞々しい。
噛めば軟らかめで、もちもちの噛み加減。
喉越しも素敵。
量は確かに300gほど。
厨房内には「三河屋製麵」の麺箱が積まれている。
味付けは薄味もかなりオイリーで
油の感覚が支配的。
トリュフと卵黄の旨味はそれなり。
チーズもまったり。
卓上に置かれている
酢や辣油による味変も良いかもだが、
トッピングされている具材を混ぜずにそのまま単体で味わうのもアリと思った。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
他に汁モノが二品と
《つけ麺》もあるので
順次食べて行こうと思う。