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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

MAGIC NOODLE 香味麺房@恵比寿 2022年10月1日(土)

二ヶ月前に【駒沢通り】沿いにオープンの新店。

写真には撮れていないけど
「ロボットが調理」との幟も立てられている。

店内は厨房に向いたストレート九席のカウンター。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


入り口左手にカウンターが在り、
そこで食べるメニューを告げ先会計。

おそらくキャッシュレス決済のみと思われ。

食したのは、
卵黄と青のり天かすの悪魔蕎麦。
値段は980円。

なんとも激しめのネーミングだ。

「ライスサービスです」とのことなので
有り難くいただくことにする。


席に着くと、ガコンガコンと機械的な音が聞こえる。
おそらく、ロボットが担うパートは
茹で~混ぜの工程だろうが、
席からはその様子は全く見えず。

これなら、音だけを流して置いて、
人が調理した方がコスト的にも良いのでは。

なんとなれば、自分は三人の店員さんを視認しており、
その人達を遊ばせておくくらいなら、と
普通は考える。

どうせ、最後の盛り付け~配膳は
人力なのだろうし。


そんなひねくれた考えを持ちながら、
3分ほどの待ちでライスも同時に供される。

う~む。凄いビジュアルなんだが・・・・


ライスは胡椒ご飯とのことで、
なにはともあれ香りが良い。

熱が通っているからだろう、
辛さはさほどでもなし。


麺の方は、揚げ玉の存在感。


鳥の巣のように盛り付けられ、
中央には卵黄、それを取り囲むように韮
(大蒜味と、ピリ辛の源泉はこれと思われ)、
その下には白髪葱。


揚げ玉には青海苔が高密度で入り大小さまざま。


撹拌するために麺を引っ張り出すと・・・・、おお
まるっきり蕎麦の色味。
店頭の看板にも「まぜ蕎麦」と書かれているし。

やや細、ストレート、平で
茹で加減は軟らかめ。

このタイプだと、もっとごわごわしている方が好きだが。

量は150g強はあるだろうか。


味付けは和風出汁と、味付けの挽肉、
それに韮由来と思われるピリ辛が時々走るが、
揚げ玉の青海苔の味が支配的。

ジャンクな味わいで悪くない。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。

 


目指す先は、完全ロボット化だろうか。