【六本木通り】沿い、『ふるめん』の跡地に
二ヶ月半前にオープンの新店。
とは言え店名からも判るように、
先の店と同系列だし、
中はまるっきりの居抜き、
なんなら作っている人も同じとの記憶。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三、四人掛けが二。
11:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二。
券売機は入り口右手で、
これも見覚えがあるもの
食したのは、
濃厚豚骨玉名ラーメン+大盛。
値段は900+100で1,000円。
食券を渡すと
焦がし大蒜有無の確認があるが、
臭いが強いものはご法度なので
泣く泣く「無しで」とお願いする。
2分ほどの待ちで、受け皿に乗った丼に入った一杯が供される。
くすんだ油が厚めに覆い、その下にはくすんだスープが
随分ととろみがあるのが判る。
チャーシューは大人の掌大のバラ巻が二枚。
薄めだが鮮やかなピンク色。
しかし、ちょっとあまり好ましくない臭いがする。
木耳と青葱、短冊大の海苔が一枚。
麺は細、ストレート。
表面は粗く、ぱっつり。
さくさくと歯が通り、随分と硬めの茹で加減。
「硬め」コールをしていた人がいたけれど、
これでも十分な加減と思う。
量は200gほどか。
スープは豚骨醤油で臭み無くまったり。
極濃とまでは行かないが、
かなり濃厚な豚骨の出汁が美味しい。
鹹過ぎず旨味が強く、
後を引く美味しさ。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
場所柄や素材の選択もあるかもだけど、
値段が高いのは難。
《豚骨ラーメン》は、もうちょっと庶民的な価格で食べたいもの。