標題施設に来るのは二度目。
『風雲児』以外の六店は
全て「ギフトホールディングス」の傘下だし、
既訪のチェーンも多いので、わざわざ足を延ばすには消極的。
その中で『長岡食堂』は最も東京駅寄り。
店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。
10:55の着で既に四人の並び。
その後は続々の来客で当然のように外には列が形成される。
食券先買いなので
入り口右側の券売機に向かう。
食したのは、
醤油半チャーシューメン大。
値段は1,000円。
直ぐに食券を渡し、最後尾に着く。
定刻通りに開店、しかし
一杯が供されたのは7分後。
ロット四杯で回しているようで
事前に食券を徴集している割には時間が掛かる。
生姜の香りが、ぷ~んと立ち上がる。
見た目も折り目正しい。
チャーシューは小さめのトランプ大のロース肉が五枚。
4㎜ほどの厚さ。
肉質は詰まっているが、歯切れは良い。
ホウレン草はくきくきした歯応え。
メンマは極細でこりこり食感。
鳴門はちゃんと の の字に置かれている。
短冊大の海苔二枚は香りが良い。
麺は細、ストレート。
表面は滑らかで、つるりと啜れる。
しんなり軟らかめの茹で加減。
芯までムラなく火が通っている。
量は200gちょっとあるだろうか。
スープは醬油清湯で、動物系がベースと思われ。
醤油の鹹さは控えめ。
生姜の辛さも軽めで、例えば『我武者羅@幡ヶ谷』ほどの
舌にきりきり響く刺激は無い。
軽い甘味もあり、
ある意味、万人受けする組み立て。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
もうちょっと気温が下がってきたら
『いと井』に{味噌}を食べに来るかな。
ここだけは他所への出店がないようだから。