RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜ラーメン 響家(3)@大森 2024年3月28日(木)

課題の一杯を食べに九ヶ月振りの標題店。

店内は厨房を囲むL字型十三席のカウンター。

11:05の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手。

食したのは、
チャーシューメン中。
値段は1,150円。

一見した時に《つけ麺》にも心が動いたが、
今日の東京地方は予報ほど気温が高くない体感に初志貫徹。
夏の楽しみにとっておこうか、と。

食券を渡す時に、毎度のことながら
「麺硬め」だけをお願いし、
6分の待ちで供された一杯。

やはりチャーシューは偉容。


一枚はトランプを縦に二つ繋げたほどの大きさ。
それが五枚、前面を覆っている。

一枚は薄めも、元が大きいので
食べでがある。

スモーキーな香りが素晴らしい。
しっとりした、たっぷりした口当たり。

美味しい。


海苔三枚は黒々とし厚みあり。
香りも良い。


ホウレン草は一つまみ。
柔らか。

葱もパらりと振られている。


麺は中、やや細、平、ストレート、軽く捻じれ。

一本短めはお約束も、
それでもずるっと啜れる。

唇への当たりは滑らか、
噛めばもっちりな歯ざわりで、
このくらいの茹で加減が丁度と思う。

量は200g強。


スープの表面には鶏油。
その下には濁った琥珀色で獣の香りが立ち上がる豚骨醤油。
ややとろみのある口当たりは鶏ガラもそこそこ入っているか。

ベースの強靭な味に醤油の鹹さの効き具合が万全。

塩分とカラダを気にしながらも、六割ほどを飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


やはり同店のチャーシューは出色。