【北口】に出て東横線の高架沿いの細い道に入る。
【女神通り】とは対称の位置になるかな。
店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。
11:05の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は入り口右手。
食したのは、
味玉つけ麺。
値段は900円。
食券を渡すと
「大盛り無料です」との嬉しい声掛け。
有り難くお願いする。
8分ほどの待ちで麺とつけ汁が同時にカウンター越しに供される。
おお、思いの外、麺量が多いぞ。
具材類のトッピングの仕方も、
なにやらユニーク。
麺は中、やや細、ストレート。軽くウェーブ。
表面はつるっつるで、見た目パスタのよう。
するっと啜り込めば、もちもちしこしこの噛み応え。
喉越しもすっきり。
「村上朝日製麺所」の麺箱が
厨房内に積まれている。
量は300g強はあり、お腹が膨れる。
つけ汁は、どろっどろの鶏白湯。
溶け出した野菜の自然な甘み、
それに煮干しの出汁の旨味が重なる。
時として柚子も香るが、
塩味も強い。
ちょっと漬しただけでも、
その粘度ゆえ、麺には旨味が十分に乗り移る。
カウンターに貼られている書き付けにもある様に、
最後はポットから割りスープを注ぎ完飲。
中には、切り落としのチャーシューとメンマが。
チャーシューは軟らかいが、尖りのある鹹さ。
メンマは細目もこりこり食感。
麺の上には水菜と海苔が置かれている。
海苔は厚みがあり、ぱりっとしたもの。
玉子の表面には濃い色が付き、
茹で加減は上々。
黄身も濃厚で旨いのだが、
これも鹹さが立っている。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
気温が高かったので、つい《つけ麺》のボタンを押してしまったが、
《中華そば》もアリだったなぁ。