RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

十二社 大勝軒@初台 2016年8月4日(木)

以前、この近所に住んでいたこともあり
「十二社」「角筈」といった地名の響きが好き。

今は「西新宿」なんて味気ない
名称になってしまったけど。

イメージ 1



店内は厨房に向いたL字型のカウンターが三席、
二人掛けのテーブルが二卓、
四人掛けが三卓。

11:45の入店時に先客は四。
意外と空いているなと思ったら
食べ終わって出る頃には写真の状況に。

やはりたいした繁盛だ。

折角のカウンターを商品の一時置きに使わず
もっと有効活用すればイイのに
と、思ってしまう。


券売機は入り口左手。

食したのは、
特製もりそば。
値段は930円。

麺量は並盛りでも350gの表示。

「塩味に変更可」との貼り紙を見つけたのは
食券を渡して随分と経ってからなので
これは次回の課題だな。


五分ほどで
小さなお盆に麺とつけ汁がセットされ配膳。


イメージ 2


イメージ 3


たっぷりの白髪葱が目を惹く。

麺は中、やや細、ストレート。

真円で、パスタのような外観。
如何にも『大勝軒』らしいそれ。

表面は艶々と滑らか。
むちりとした噛み応え。
するっとした喉越し。

量も間違いなく300g強ある。


イメージ 4


つけ汁は動物系+魚介系。

淡く茶濁しさらりとしている。

甘酸辛みは弱く、こちらはあまり
大勝軒』ぽくない。

動物と魚介のバランスは良く
どちらかと言えば動物に振れているか。

醤油の鹹みもなく、すっきりとした旨味。

しかし、あまりに量が多いので
完飲はできず、予めポットに入り
卓上に置かれている割りスープも使わず仕舞い。


イメージ 5


中にはデフォの乱角チャーシューが数個。
表面カリカリでクリスピー。
やや甘目の味付け。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、鳴門。


イメージ 6


チャーシューは大人の掌大
七mm厚が二枚。

その厚みの割りにはすっと噛み切れてしまう。
ただ、若干、獣っぽい匂いがする。


イメージ 7


メンマはたっぷり。
中庸な味付けと色。
さくりとした歯応え。


イメージ 8


玉子は予め切れ目が入り
ぱかんと半分に。

黄身の中心がとろんと蕩け
濃厚で美味しい。


イメージ 9


海苔は短冊大が一枚。
香り善し。

鳴門は厚めに切られている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


個人的には、好きな部類に入る『大勝軒』。