前回の訪問から随分と空いてしまったが、
その間は臨休も多かったし、
なによりも店主の露出が増えたからだろうか、
それを目当ての客が開店前に並びを作るようになったから。
まあぼちぼち収まって来たろうと、
それでも不安を胸に抱え
5分前に着で既に一人の待ち。
更に開店までに一人が付き、
以降は続々の来客で
11:15頃には満席に。
店内は厨房に向いた三席と
壁に向いた七席のカウンター。
手指の消毒後、
入り口右手の券売機で購入したのは
M.O
1,300円の食券。
《M.O》=町田オリジナル
との理解で宜しいか。
店員さんに食券を渡すと
「M.Oで宜しいですね」との確認が。
同額で《カレー》も出されているので、
この時にコールすれば変更可。
そして15分ほどの待ちで供された一杯。
見た目《ポン酢》や《醤油》と瓜二つだが、
目の前に丼がごとりと置かれた瞬間から
甲殻類の香りが立ちあがる。
それも芳ばしさを伴った。
野菜はイイ感じに盛り上がり
モヤシ主体もキャベツが多目。
熱々でくた気味、
ほくほくの加減。
カラメが掛け回されているので、
それを頼りにわしわしと食べ始める。
そこそこサルベージすると
豚が現れる。
大人の掌大、1.5㎝厚のロース肉が三個。
うち一つは端豚で、合わせると思いの外量があり。
繊維はほろりと解れ、脂肪は良い加減に落ちている。
特に端の方は醤油の鹹さが染みている。
麺は中、厚みある平、ストレート。
表面はつるっとしているが、
自重が有り、ずるりとも啜れず
もむもむと口の中に押し入れる。
軟らか過ぎず、硬過ぎず、
芯まで万遍無く火が通る絶妙の茹で加減。
麦の旨味もしっかりで
はぐはぐとしている時の多幸感はかなりのもの。
量は250g強はあるよね。
スープのベースは何時もの醤油と思われるが
海老の旨味が溢れ出す。
強すぎず、焙じたようなからりと乾いた美味しさで
これはいいなぁ。
野菜も麺もはかが行って止まらない。
それでも結構な量を残してしまうんだが。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
食べ終わるのに8分ほど。
《スープ無し》も食べたいところだが、
日にちが合うかの問題もあるし、何よりも
混むだろうからなぁ。
あ、その前に《細麺》か。