移動の途中で三ヶ月振りの標題店。
《つけ麺》にも心惹かれるけど、
やはり寒さのつのる昨今は汁モノで。
10:55の店頭着で満席。
入り口右手の券売機で食券を購入、
店舗とは反対側の壁沿いで並びを形成する。
この時点で待ちは四。
その後もするすると来客は増える。
食したのは、
雷そば並(250g)。
値段は950円。
11:00には店員さんが回って来て
お好みと豚の種類の確認。
野菜ちょい増し、大蒜抜き、
豚は腕とバラから前者をお願いする。
更に15分後に前三人が入店。
自分が着席したのは11:17。
それからほんの1分の待ちで
「はい、野菜ちょい増し!」の掛け声と共に供された一杯。
豚の存在感と、味の沁みた脂が良い具合。
豚は大人の掌大、1.5㎝厚。
赤身の部分はしっかりした歯応え。
少量の脂はとろとろ。
濃い醤油の味が染みている。
野菜の盛りはまずまず。
九割方モヤシにちょっとだけキャベツ。
くったりに振れた茹で加減で
ほくほく程度なので
最初は脂を絡め、その後でスープを蓮華で回し掛け、
八割ほどを平らげる。
そこで天地を返せば、
太目の麺が現れる。
厚みある平、捻じれ。
表面はつるりと滑らか。
箸でむんと掬い、口いっぱいに頬張り
もむもむと咀嚼すれば、
麦の旨味で満たされる。
もっちりした噛み応えも良い感じ。
「心の味製麺」は、やはり太麺で
威力を発揮すると思う。
量は200g強。
スープは豚醤油。
醤油の鹹さと厚みのある豚の出汁の塩梅が絶妙。
ただこのしょっぱさをぐいっと飲むのは危険で、
ほぼほぼを残してしますう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
野菜を綺麗にサルベージし終えるまでに7分ほど。
先に配膳された四名の中には「ミニ」も居たけど
それらを全て抜かして一番抜け。
まぁあまり、健康に良い食べ方とは言えんが。