ぼちぼちと冷たい麺も出る頃合いだろうと踏んで
四ヶ月振りの標題店。
店頭のメニューには思惑通り《つけ麺》の写真が。
「数量限定」との書きっぷりがちと気になるが。
11:35の入店で先客は十。
その後食べ終わって出るまでの来客は八。
11:00~の営業なので、
おそるおそる「つけ麺はできますか?」と確認すれば
「大丈夫ですよ」とのお返事。
丁度、二十日ほど前に、
フォーマットを提供している店で同じ品を食べたばかりなので
比較してみるのもまた一興。
会計は食後に、店中ほどのレジで。
食したのは、昆布水つけ麺。値段は880円。
価格設定もまるっきり同じなのね。
6分ほどの待ちで麺とつけ汁が同時に供される。
おや、かなり似た見た目だぞ、
麺の盛り付けもつけ汁も。
麺は細、縮れ、薄茶の粒子が散在する全粒粉。
表面はきゅきゅっとしまり滑らかも、
ややごつごつさがある舌触り。
しこっとした噛み心地とさらっとした喉越しは好ましい。
量は250g強はありそう。
上に盛られた昆布の刻み方はやや粗目。
昆布水も、味はそこそこも
粘度や旨味はぎりぎりまで攻めて来るまでには至らず、
軽めに振れている。
中途、味変用の酢橘を絞っても固まることはなし。
トランプ大のロース肉のチャーシューが一枚。
低温調理でややの噛み応えあり。
つけ汁も似た見た目だが、
絶対量と青菜の分量がちと少ないかな。
白髪葱と微塵の紫玉葱が入る。
やはりトランプ大のバラ肉が一枚。
軟らかく、こちらの方は好きな味付け。
貝出汁醤油の味もやや軽めでクセが少なく感じる。
醤油の深みはしっかりあり、
最後は昆布水を注ぎ完飲する。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
ほんの少しだけ差を感じるのは、
気のせいかもしれないが。