RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 おやゆび@三田 2023年6月17日(土)

第一京浜】から【芝商店街】に入り
50mほど進んだ左手

店内は壁に向いたストレート七席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。

10:55の店頭着でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は十一で満席に。

券売機は入口正面右側。


食したのは、
肉2エビ2ワンタンラァ麺。
値段は1,200円。

食券を渡す時に
「昆布水つけ麺、で」とお願いする。

しお山椒
しょうゆ山椒
しお
しょうゆ
昆布水つけ麺
からの選択制。

「茹で時間が6分ほど掛かります」との
声掛けあり。


8分ほどの待ちで、先ずは三種の塩が供される。

最近、多いよね、このパターン。

岩塩
柚子塩
藻塩
だったかしら。

そこから一拍あって
つけ汁が、
更に遅れて
麺が供される。

全て揃ったのは9分後。

随分とリッチな見た目。

 

麺の上にはチャーシュー、味玉、三つ葉


チャーシューはトランプ大のロース肉が三枚も。
薄めも随分と肉々しい。

味玉半分の茹で加減は絶妙、
出汁の沁み具合も良好、
黄味もねっとりと濃厚。


昆布水も濃いめの色味だが、
味にえぐみや尖りはなく
軟らかな乾物味。

麺は濃い麦色の全粒粉。
挽ぐるみの蕎麦のよう。

やや細、平、ストレート。

つるしこな口当たりに
喉越しも爽やか。
麦の味もしっかりする。

量は200gほどか。


つけ汁の表面には大量の微塵の葱。
その下には透明の油が厚めに、
更にその下には澄んだ琥珀色。

鶏をベースの淡麗醤油と思われ、
鹹さや味のとげとげしさは無く、
出汁の旨味と醤油の深みが美味しい。

手順として、
最初は昆布水のみ。
次は塩に漬けて。
更にはつけ汁に漬けてと味わい、
麺が終われば昆布水で割って
どちらも完飲。


つけ汁の中にも細かく刻まれたチャーシューが。
なんだかトクした気分。


「筋肉系ワンタン」と謳われている雲呑は
随分と大きい。
皮が殆ど余っておらず、ぱんぱんに詰まっている。

海老が二個に、肉が二個。

前者は大ぶりの海老がぷりぷりとごろっと入り
素晴らしい食感。

後者は生姜の味が利いている。

どちらも
海老団子、肉団子を食べているような満足感。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


値段は張るが、それを上回るコスパを感じる良店。