【第一京浜】沿い、やや【立会川】寄りに在る本店に来るのは
十数年振り。
店内は、一階に厨房を囲むL字型十二席ほどのカウンター。
二階にはテーブルが二十九席の表示。
11:35の入店で一階の先客は一、
その後は続々の来店が十以上。
殆どは近隣の男性会社員と思われる風情も、
中には入り口での手指消毒はするくせに、
マスク着用などどこ吹く風の地元のおじいちゃんもちらほら。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後にカウンター越しに。
食したのは、
つけ麺。
値段は900円。
それを豚骨醤油×太麺で。
4分ほどで先につけ汁が、更に1分待って麺が
カウンター越しに渡される。
麺はやや細、ストレート、軽くカール。
パスタを思わせる外見。
しっかり水に漬かり表面は艶々。
啜り具合は滑らかも、芯にはぽくっとした噛み応え。
量は200g強はある。
つけ汁は豚骨醤油。
鼻を近づけるとそこそこ野趣のある豚の匂い。
醤油の塩味、油、豚骨の出汁ががっちり手を組んで
かなり強力なトライアングルになる旨味。
久々にシンプルで外連味の無い豚骨つけ汁を食べた満足感。
でもカラダには悪そうなので、半分ほどは残してしまうんだが。
チャーシューはトランプ大、5㎜厚のロース肉が一枚。
肉質が詰まっているのにすっと歯が通り味付けも上々。
メンマはたっぷり。軽く味が付きしゃくしゃくした歯ざわり。
良く出来ている。
くったりしたモヤシも一つまみ底に潜む。
海苔は10㎝四方が三枚。
厚みあり香りも良い。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
ムカシよりも今回の方が美味いと思えた一杯。
たぶんレシピは変わってないと思われ、
自分の嗜好が変化してるんだろうか。