《つけ麺》を食べに半年振りの標題店。
店内は前回訪問時と変わっておらず。
ただ扉は大きく開け放たれ、
入り口脇には消毒液。
12:25の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。
食したのは、
つけ麺。
値段は1,000円。
オーダーからほんの5分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。
昆布水に漬かった麺は、
これだけで一杯のラーメンに見えなくもない。
目を惹くのは
生ですかい?と思えるほどの
ピンク色をしたチャーシュー。
薄めだが、大人の手の大きさほどもあるロース肉が二枚。
そのままではちょっとはばかられるので、
熱々のつけ汁に入れ、更に火を通していただく。
軟らかく、脂肪の旨味もたっぷりで
これはイイネ。
薬味には、微塵切りの紫玉葱と分葱に三つ葉。
特に三つ葉は薫り高い。
先ずはそのままをずるずると啜れば、
細、捻じれの全粒粉。
透明感はありややごつごつとした口当たり。
きりっと締まって心地好い喉越し。
量は200gちょっと有るか。汁モノと同じ麺と思われ。
昆布水もクセやえぐみが無く上品で
とろみも緩め。
つけ汁の方にもチャーシューは入っている。
こちらは脂少な目で厚みのあるロース肉。
大人の手の大きさを半分に切り供される。
濃いめの味が付きすっと歯が通る。
汁のベースは《醤油そば》と同じと思われ、
鶏+貝の旨味が強いもの。
特に貝の独特の味は相変わらず
上手く抽出されている。
鹹過ぎず、醤油の深みも良く出ている。
昆布水で薄めながら、ほぼほぼを飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
こうなると《塩つけ麺》も気になるなぁ。