一週間前にオープンの新店は
【新橋西口通り】沿い。
【新橋駅】と【環二通り】の丁度中間。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。
11:10の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。
券売機は店の外。
食したのは、
つけ麺。
値段は900円。
麺量は、小:150g、中:200g、大:250gなので
食券を渡す時に問答無用で大をお願いする。
8分ほどで、高いカウンターの上に乗せられた折敷に、
麺とつけ汁がセットされ「お待たせしました。
熱いのでお気を付けください」との声掛け。
少々腰を浮かし、えんやこらせっと
引き下げる。
具材は麺の器に集めて盛られている。
チャーシューは花札大のバラと
トランプ大の低温調理のロースが各一枚。
後者は大蒜が風味のタレが付いている。
海苔一枚は都度都度炙られ
ぱりっとして香りも良い。
メンマは細目の拍子木状。
胡麻油が軽く香り、軟らか食感。
麺は綺麗に揃えられ、やや細、ストレート。
パスタを彷彿とさせる外観で表面は滑らか。
つるっと啜り、案外もっちとした噛み応え。
しかし不思議と喉越しはすっきりとはいかず
ややの引っ掛かりが。
量は確かに250gほど。
「菅野製麺」の麺箱が彼方此方に積まれている。
つけ汁には芽葱と柚子片があしらわれ、
微塵の紫玉葱も投入。
供される直前まで器ごと加熱されているので、
あまりの熱さに手を触れるのに難渋するほど。
動物系+魚介系で粘度高し。
濃厚な旨味は、甘酸辛は抑えられ、
軟らかでまったり。
素材のバランスが取れた構成で
最後まで飽きずにいただける。
麺量がさほどでもなかったので
スープ割をお願いすると、
玉葱を追加しても良いかとの確認ののち、
再加熱を含めそこそこの時間を掛けて戻される
おお、これだけで一品料理として成立しそうな見た目と味わい。
玉葱を追いかけながら、蓮華を使い完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
供されるまでに時間は掛かるものの、
所作はスマートで丁寧。
店内の雰囲気も落ち着いている。