『青麦@大森』の三号店。
てっきりその名前を冠しているかと思ったら、
二号店の『麦苗』の方だったのね。
本年4月に『むぎとオリーブ』の跡地にオープンも,
先の二店とは違い空いているとの前情報。
店内はまるっきりの居抜き。
カウンターとテーブル席が多数。
11:50の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。
食したのは、
つけめん醤油。
値段は1,320円。
選べる薬味は「温泉玉子」を。
4分ほどの待ちで
四角い大きな折敷に一式がセットされ供される。
値段相応とも言えるが、
なかなかに豪勢な見た目。
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麺は出汁に使っている
ベースは乾物魚介か。
細、ストレートでエッヂが立っている。
つるつるしこしこの口当たり、
すっと歯が通る食感。
量は200g強。
最初は出汁に使ったそのままを(そのままでも十分な旨味)、
中途からは添えられた櫛型の檸檬を搾り味変。
つけ汁の表面には葱と微塵の紫玉葱が浮遊。
黄みがかった鶏油も厚めに。
鶏出汁ベースに多少の乾物魚介か。
醤油の鹹さがきりきりと効き、
旨味も強い。
麺もあまりどっぷり浸すと
最初は随分と鹹い。
温玉も存分に活用。
そのまま、出汁を足し、汁を加えと
楽しむ。
具材の大皿には、海苔一枚に鰹節、
チャーシュー、メンマ、檸檬。
海苔は短冊大、厚みあり、香り善し。
鰹節はつけ汁に投下。
チャーシューはロースとバラが各一。
ロースは大人の掌大の低温調理で軟らか。
バラは芳ばしい香りで脂も美味しい。
メメンマは竹の形状が残りこりこり。
発酵香もする。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
その空き具合が理解できないほどの美味しさ。
やはり奥まった場所のせいかなぁ。
前店も集客には苦労していたようだし。