暑くなる前に、課題店は勿論だけど
既訪店の宿題メニューもちゃんと済ましておかないとね。
店内は厨房を囲むL字型六席と壁に向いた四席のカウンター。
席間には透明の衝立。入り口脇には消毒液。
12:40の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は六。
券売機は入り口右手。
食したのは、
風天ラーメン並。
値段は780円。
食券を渡すと大蒜有無の確認があるので
「抜き」でお願いする。
9分ほど待って
受け皿に乗った翡翠色の丼に入った一杯が供される。
美しい盛り付け。
野菜の量はそこそこ。
天辺に葱が乗せられているのは嬉しい。
モヤシ主体にキャベツも視認できるほどには。
しゃき感の残る茹で加減。
上からスープを蓮華で掛けてわしわしと半分ほどを喰らう。
熱々ではないので、随分と食べ易い。
そして天地を返せばスープの色に染まった麺が現れる。
随分と細身だなぁ。
やや細ストレート。表面は粗目。
もちっとした噛み応えの中に、
芯にはぼそっとした食感。
麦を食べてる醍醐味はあまり味わえず。
量は200gほど。
スープは豚醤油で非乳化。
濃いめの色味も、醤油の鹹さはさほどでも。
味醂の甘みが強めで、出汁の味が前面に出るチューニング。
科学のチカラも控えめ。
ワイルドさには欠けるなぁ。
チャーシューはトランプ大、
7㎜厚の豚バラは炙られて芳ばしい。
軟やわと歯が通り、
甘めの味付けは悪くない。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
随分と線の細い{G系}。ここまで来ると
インスパイアと評していいものやらどうやら。
でもこれも、一つの方向性の打ち出しかな。