RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺場 風天(8)@大井町 2021年3月17日(水)

暑くなる前に、課題店は勿論だけど
既訪店の宿題メニューもちゃんと済ましておかないとね。

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店内は厨房を囲むL字型六席と壁に向いた四席のカウンター。

席間には透明の衝立。入り口脇には消毒液。
 

12:40の入店で先客は九。その後
食べ終わって出るまでの来客は六。


券売機は入り口右手。

食したのは、
風天ラーメン並。
値段は780円。

食券を渡すと大蒜有無の確認があるので
「抜き」でお願いする。

9分ほど待って
受け皿に乗った翡翠色の丼に入った一杯が供される。

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美しい盛り付け。


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野菜の量はそこそこ。
天辺に葱が乗せられているのは嬉しい。

モヤシ主体にキャベツも視認できるほどには。
しゃき感の残る茹で加減。

上からスープを蓮華で掛けてわしわしと半分ほどを喰らう。
熱々ではないので、随分と食べ易い。


そして天地を返せばスープの色に染まった麺が現れる。

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随分と細身だなぁ。

やや細ストレート。表面は粗目。
もちっとした噛み応えの中に、
芯にはぼそっとした食感。

麦を食べてる醍醐味はあまり味わえず。

量は200gほど。


スープは豚醤油で非乳化。
濃いめの色味も、醤油の鹹さはさほどでも。

味醂の甘みが強めで、出汁の味が前面に出るチューニング。
科学のチカラも控えめ。
ワイルドさには欠けるなぁ。

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チャーシューはトランプ大、
7㎜厚の豚バラは炙られて芳ばしい。

軟やわと歯が通り、
甘めの味付けは悪くない。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


随分と線の細い{G系}。ここまで来ると
インスパイアと評していいものやらどうやら。

でもこれも、一つの方向性の打ち出しかな。